- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県吉富町
- 広報紙名 : 広報よしとみ 令和7年12月号
吉陽湯(よしはるゆ)
第55回のよしとみさんぽ。今回は、昭和のぬくもりが今も息づく、町の癒やしの湯「吉陽湯(よしはるゆ)」の自在丸喜子(じざいまるよしこ)さんにお話をお伺いしました。
■銭湯を始めたきっかけは?
吉陽湯は、私が小学2年生くらいの時に両親が始めた銭湯なんです。最初は宝福寺の前で営業していましたが、山国川の堤防工事が計画されたことをきっかけに、現在の場所へ移りました。当時はまだ銭湯が町の中心的な社交場でもあり、多くの人がここで一日の疲れを癒やし、世間話に花を咲かせていましたね。そんな両親の姿を見て育ったので、自然とこの仕事を受け継ぐことになりました。
■創業されてどのくらいですか?
気づけば、70年になりますね。主人は中津の出身ですが、私の家に養子として来てもらって、二人三脚でやってきました。店内は母が番台に座っていた頃から何も変わらない当時のままです。
■仕事をするうえで心がけていることは?
やっぱり「お客さんが気持ちよく帰れること」それが一番です。お客さんが毎日楽しみに来てくれるのが嬉しくて、私たちも続けてこれました。夫婦でもよく口喧嘩することもありますけど、それも言いたいこと言い合って、元気に仲良くやっていける秘訣なのかもしれませんね。(笑)
■今までで一番大変だったことは?
昔は〝やんちゃな人たち〞が喧嘩をして止めるのが大変でした(笑)。大きな病気をした時も、正直辛かったですね。でも、「ここを毎日楽しみに来てくれる人がいる」「やめたらダメだ」と、ここまで続けてきました。全部支えてくれるお客さんがいたからこそ辛かったことも乗り越えられました。
■町民の皆さんに一言お願いします。
今では吉富町で唯一の銭湯となりました。ここに来れば、みんなが仲良く、笑顔になれる場所だと思っています。初めての方もぜひ気軽に来てください。主人は「俺が生きてる限り200円でやる!タダでもいい!」なんて言うくらい(笑)。吉富の人は本当にいい人ばかり。これからも夫婦仲良く、元気に、町のみんなと一緒に楽しく続けていきたいです。
住所:広津303-1
営業時間:13:00~18:00
定休日:31日以外の末尾「1」「6」の日
電話番号:【電話】22-7107
