文化 ドイツDiary No.12

有田町の国際交流員、テオマン・アラス・エロヌさんのコラムです。

■有田とマイセンの絆、再び!
数年間にわたるコロナパンデミックの影響で中断していましたが、この秋、ついに有田町とドイツのマイセン市の姉妹都市関係における重要な取り組みの一つである青少年交流が再開されます。2025年10月2日から9日まで、マイセンから7人の若者が有田を訪れ、ホームステイ形式で1週間滞在しながら日本の文化を体験します。
1992年から、両市町の若者たちが互いの国・文化・人々を直接知ることができる機会として継続的に行われてきたこの交流は、相互理解を深めるだけでなく、姉妹都市間の友好関係をさらに強固なものにしてきました。しかし、2020年コロナパンデミックにより、この長年続いてきた伝統が初めて中断されました。そのため、2025年にマイセンの代表団が有田を訪れることで交流が再開されることに、より一層の喜びと期待が寄せられています。
現在、有田では受け入れ側の主催者やホストファミリーが、来日するゲストの受け入れ準備を進めています。文化交流に加え、合同アクティビティや見学旅行、そして個人的なふれあいなど、さまざまな体験が予定されています。ホームステイ形式により、参加する若者たちは日本の家庭生活を体験し、さらに深い絆を築くことができるでしょう。
ようこそ、有田へ!