しごと [特集]たろめん復活15周年~たろめん食べて、お祝いしよう~
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- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県大町町
- 広報紙名 : 広報おおまち 令和7年10月号
炭鉱で栄えた時代から愛される「たろめん」は、閉山後も多くの町民に親しまれてきた大町町のソウルフード。しかし、町内で唯一提供していた飲食店「たろめん食堂」が2000年に惜しまれつつ閉店すると、町から姿を消してしまいました。
それから10年後、町商工会が「幻の味を復活させ、地域づくりに生かそう」と、たろめん食堂の味の伝授を依頼。数々の試行錯誤を経て待望の「たろめん」が復活し、味の継承のため大町たろめん運営協議会も設立されました。
現在は、町内3店舗のメニューに並び、町外にもファンが増えてきています。どれも各店舗のこだわりや工夫が詰まった、最高の1杯です。
今年は復活から15周年のうれしい節目。これまでたくさん「たろめん」を食べてきた人も、今まで一度も食べたことがない人も、1杯…いや、3店舗の味を楽しみませんか?
▽15周年イベントも開催
(1)スタンプラリー
(2)オリジナルグッズ抽選
(3)インスタ投稿でステッカーゲット
(4)15歳(中学3年生)はたろめん1杯無料
詳しくは、3店舗でたろめん食べて聞いてみて!
■『さんゆうし』
Q.当店の「たろめん」の自慢をお願いします。
さ:先代のたろめんに近づくようにしています。他店と違うものを2種類ほどスープに入れています。塩分ひかえめで油も抑えています。
Q.これから初めて「たろめん」を食べる人へ一言
さ:最初の1口目は「なんだ?」と思うけど2口、3口と食べていくうちにおいしくなって、そのうちクセになります!
Q.今後「たろめん」が「どんな存在」になればいいですか?
さ:大町といったら「たろめん」と言われるようになれば。まだまだ知らない人が多いので。
▽さんゆうし
住所:大町町大字福母417
【電話】0952-82-2108
営業時間:12:00~15:00
定休日:月曜日(不定休)
▽編集者Point
たろめんを食べた後、残ったスープに「白ご飯」を入れて食べる人が多いとか…。
鷹の爪を入れてある容器にも注目です。(「からい」の文字がかわいいです。)
■『家族庵』
Q.当店の「たろめん」の自慢をお願いします。
家:昔のパンチのあるたろめんも、もちろん良いですが、現代の老若男女誰もが食べやすく楽しんでもらえる味を目指しています。
Q.これから初めて「たろめん」を食べる人へ一言
家:見た目は「ちゃんぽん」ですけど、一口食べると「まったく違う!」と驚かれます。他の麺料理と全く違う味をぜひとも楽しんで!
Q.今後「たろめん」が「どんな存在」になればいいですか?
家:大町町と共にもっと発展していければと思っています!
▽家族庵
住所:大町町大字大町978-1
【電話】0952-82-3497
営業時間:
11:00~14:30
17:30~20:30
定休日:火曜日、金曜日
▽編集者Point
高い天井と和風の室内で、お店の雰囲気はかなりおすすめ。添えられる「おたま」を上手に使えたら、たろめん上級者です。
■『ふるさとダイニング』
Q.当店の「たろめん」の自慢をお願いします。
ふ:麺へのこだわりと、定番の味に加えた3種類のバリエーションこそが、当店ならではの特徴だと思います。
Q.これから初めて「たろめん」を食べる人へ一言
ふ:一口目から忘れられないインパクトがあります。まさに〝初めて出会う感動の一杯〞。ぜひ、この驚きを体験してください。
Q.今後「たろめん」が「どんな存在」になればいいですか?
ふ:日本を代表する麺料理の一つとして広まり、「大町町に元祖たろめんを食べに行こう」と言っていただける存在になってほしいです。
▽ふるさとダイニング
住所:大町町大字福母297-4
【電話】0952-37-3711
営業時間:11:00~14:00
定休日:月曜日(不定休)
▽編集者Point
きれいな器にも注目。味の種類も選べて、黒たろめん、赤たろめんどちらもオススメ!全制覇してあなたもたろめんマスターに!
