子育て 大町町教育委員会学校教育だよりVol.112

~大町ひじり学園は地域と共にある小中一貫校です!!〜

■本の紹介
最近読んだ本で良かった本の紹介をします。
『いま、目の前にいる人が大切な人』
坪崎美佐緒〔著〕大久保寛司〔プロデュース〕エッセンシャル出版
心温まる本であり、自己反省を促される本です。人との関わり方が学べます。
『子どもが心配』
養老孟司〔著〕PHP新書
「本書が真剣に日本の未来、子どもの未来を考える人たちの参考になれば幸いである。」と養老孟司さんは前書きで書かれています。今、真剣に教育を考える時期だと思います。
『最高の育て方事典』
小泉敏男〔著〕講談社
上2冊とはちょっと違い、子育てのハウツー本的な内容です。著者の小泉さんは東京いずみ幼稚園の園長です。独自の幼児教育を実践されてきたことを紹介されています。

秋の夜長、読書に親しむ時間の参考になればと思い紹介しました。

■子育て座談会で出た意見
・子は親の愛情が欲しい。小さい子は肌で感じる。直接触れなくても感じ取れる距離感でいることが大事。目と心は子どもから離さない。
・親が仕事をしており、忙しく、子にスマホを渡している。スマホは使い方次第では便利。ただスマホに子守をさせるのは良くない。親子の信頼関係が崩れる。
・悪いことをしたら𠮟るべき。地域の人も同様に𠮟るべきだ。
・子どもの前で夫婦が喧嘩をするのは良くない。子どもが不安になる。
・視野の狭い育児になりつつある。親が子どもにレッテルを貼っている。子どもを360度の角度から見る。
・子どもの内からの言葉を引き出すことで、子どもが自分で決めたと思う。言葉に責任が伴ってくることを知る。
・子育てでは目先のことだけを考えず、10年先、20年先、30年先の我が子の姿を想像し、そこから逆算して、今、どういう言葉かけをすべきか、どういう接し方をすべきか決めることが大切だ。子の成長の責任を負うのは親だから。

詳しくは:教育委員会事務局学校教育係
【電話】82-3177