くらし 謹賀新年「市民と街が主人公」笑顔あふれる島原へ向けて(2)

■好評です「たしろ号」
多くの方が買い物や通院などでご利用いただいている、コミュニティバス「予約・あいのり・たしろ号」は、毎月約5,200人の利用があり、昨年9月には利用者も20万人に達し、市民の移動手段として欠かせない存在となっています。昨年10月からは、乗客のみならず運行中に路上で傷病者を発見した場合、救命講習を受講したドライバーが救命措置などを行えるよう、たしろ号全車両にAEDを搭載しました。今後もたしろ号が単なる交通手段だけではなく、情報発信ツールや地域の安全を見守る存在として、その役割を充実してまいります。

■産業と観光の振興
商工振興につきましては、中小企業の育成強化や、商店街を含む中心市街地の活性化を図るとともに、島原産品の販路拡大を目指します。加えて、ふるさと納税の寄付額をさらにアップするため、商品開発などの取り組み強化に努めます。
農林業においては、ほ場の基盤整備などの推進を引き続き行い、生産力の向上や経営基盤の強化はもちろんのこと、新規就農者や担い手の確保を図ります。
畜産業では、収益性の向上や経営の効率化を図るため、家畜飼養施設や優良な家畜の導入などにより生産基盤の拡大を支援します。
さらに水産業については、漁業後継者の確保・育成や各種中間育成種苗の放流を実施するとともに、新たな島原の水産ブランド確立に取り組みます。
また、ユネスコが認めた大地の遺産である島原半島世界ジオパークや九州オルレ島原コースなどを活用して観光の振興を図るとともに、「島原城大手門市」などのイベントを開催し、賑わいの創出と地域活性化を推進してまいります。

■中心市街地の活性化と道路整備
イオン島原店内に設置した「しまばらん窓口とるっと」も、多くの皆さまにご利用いただいており、お買い物ついでに住民票などを申請できる窓口として定着してまいりました。さらなる中心市街地の活性化を図るため、市道堀町縦線整備事業を推進し、市民が暮らしやすいコンパクトシティを目指したまちづくりに取り組んでまいります。
また、高規格道路「島原道路」については、目に見える形で着々と工事が進捗しております。引き続き国や県と連携し早期整備に努めるとともに、完成後の未来を見据えながら島原道路の利便性・価値をさらに高めるため、関係機関へ働きかけてまいります。

■島原版地域コミュニティ
人口減少社会の中で子どもたちから高齢の方まで顔の見える関係を築き、地域の問題を住民同士が自ら解決する地域づくりを推進するため、昨年は新たに杉谷まちづくり協議会が設立されました。今後も各地区へのまちづくり協議会の設立に向けて取り組むとともに、災害時に住民同士が共に助け合う地域を目指し、引き続き日本一の自主防災組織の実現を図ります。

■未来を創る人材育成
「はみ出せ島原!」を合言葉に様々なイベントで大活躍した市内の高校生が、各校の特色ある取り組みを通じてさらにその魅力アップにつながるよう支援を継続するとともに、人口減少の進展により危惧される今後の小中学校の在り方については、本市の未来を創る子どもたちにとっても、また地域にとりましても大変重要でありますので、市民の皆さまから広くご意見を伺いながら、具体的な学校の統廃合について検討を進めてまいります。

このほかにも継続して取り組む課題が山積しておりますが、本年もスピード感のある市政運営の舵取り役として精一杯チャレンジするとともに、笑顔あふれる島原の未来を見据えながら、「市民と街が主人公」を合言葉に取り組んでまいりますので、皆さま方のさらなるご支援、ご協力をお願い申し上げます。

結びに、皆さまにとりまして、本年が素晴らしい年となりますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。