- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県島原市
- 広報紙名 : 広報しまばら 令和7年5月号
住宅用火災警報器(以下「住警器」という。)の設置が全ての住宅に義務化されてから16年を迎えることから、設置の徹底と適切な維持管理の周知、住宅火災による被害の軽減を目的として、九州の各消防本部が一斉に実施する啓発運動です。
■住宅用火災警報器設置率(令和6年6月1日現在)
全国:85%
九州:81%
長崎県:83%
島原広域:73%
○火災による死者の8割は「建物火災」です。死者の発生した建物火災の多くは住宅用火災警報器が設置されていませんでした。
○「住宅火災」による死者の4割は「逃げ遅れ」が原因です。
○火災を早く発見し、「逃げ遅れ」を防ぐためには、火災の煙や熱を自動で感知し、警報音などで火災の発生を早期に知らせる住宅用火災警報器が非常に有効です。
○設置が必要な場所は、寝室・階段(2階以上に寝室がある場合)などです。
○設置している場合は、この運動期間中に点検してみましょう。
点検方法については、警報器のひもを引っ張ったり、ボタンを長押しすると、音声などで正常に動作するかどうかを知らせてくれます。また、点検音などは、自然に止まりますのでご安心ください。
設置から10年以上が経過すると、電池の寿命や本体内部の電子部品の劣化などで不具合が発生しやすくなりますので、交換の目安を設置後10年とし、本体の交換をしましょう!
建物火災は、人の生命や財産を一瞬にして奪ってしまいます。
大切な家族の命を守るため、必ず住宅用火災警報器を設置しましょう!
問合せ先:島原地域広域市町村圏組合 消防本部予防課
(【電話】62-5857)
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記事に関する問合せ先:【電話】63-1111