- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県島原市
- 広報紙名 : 広報しまばら 令和7年5月号
■“雲仙岳災害記念館”がリニューアルオープン!
今回は、島原半島ユネスコ世界ジオパークの拠点施設である「雲仙岳災害記念館」について紹介します。雲仙岳災害記念館は、2002年に雲仙火山の噴火災害の伝承を目的として開館した日本初の「火山体験型ミュージアム」です。館内には火砕流の速さと破壊力を体感できる「火砕流の道」をはじめ、雲仙火山の成り立ちやその災害を知ることができる大噴火シアターなど、様々な展示物から火山や防災について楽しく学ぶことができます。さらに今回のリニューアルに伴い、新たな展示コーナーも誕生しました。
まず1つ目は「アドベンチャールーム」です。これはCG映像で映る雲仙火山のマグマや地層などの探索を行うことにより、大地の中を学べる「地底冒険」を楽しめます。2つ目は「クラフト夫妻」の展示です。雲仙火山の平成噴火(1990-1995)で亡くなった世界的火山研究者の展示を行っており、夫妻が撮影した貴重な海外の火山映像を見ることができます。3つ目は「こどもジオパークの遊具」です。まるで火山の裾野を滑るような大型スライダーの設置など、火山を身近に感じられる遊具が追加されました。さらに雲仙火山の研究に功績を残された故太田一也先生(九州大学名誉教授)の研究室の再現、レストランでの新作「ジオカレー」の販売など、館内随所で展示が新しくなりました。より多くの魅力が詰まった施設として生まれ変わった雲仙岳災害記念館。この機会にぜひお越しいただき、改めて火山について学んでみてはいかがでしょうか。
■第71回「ジオ空(そら)教室」開催!
ぼくらはジオパークに住んでいる
~旧小濵鉄道跡(緑のトンネル)をめぐろう!~
とき:5月31日(土)9:45~12:30(受付開始9:15~)
※終了時間は、多少前後します。
集合場所:小浜歴史資料館(長崎県雲仙市小浜町北本町923番地1)
※市営の駐車場に駐車の上、小浜歴史資料館へお越しください。
参加費:無料(ただし、施設への入館料100円が必要)
定員:20人
協力:小浜ジオーズ:吉岡誠一氏・宮﨑洋子氏・中村和美氏(島原半島ユネスコ世界ジオパークガイドの会認定ジオガイド)
内容:小浜歴史資料館で小浜ジオーズから旧小浜鉄道について学んだあと、各自で富津小学校跡へ移動し、富津のまち歩きを通して、緑のトンネルや旧小浜鉄道跡などを巡ります
持参品:タオル、飲み物、雨具
※5km程度歩きますので、動きやすい服装でお越しください。
締切り:5月16日(金)まで
申込み:氏名、住所、性別、生年月日、電話番号を記載したメールまたは電話にてお申込みください。
問合せ先:島原半島ジオパーク協議会
【電話】65-5540【E-mail】[email protected]