- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県島原市
- 広報紙名 : 広報しまばら 令和7年9月号
■「歴史文化の特徴を知ろう」(雲仙岳の恩恵と畏怖の念)
島原市文化財保存活用地域計画では、雲仙岳や有明海によってもたらされた歴史文化の特徴を、「雲仙岳の恩恵と畏怖(いふ)の念」、「有明海で育まれた交流と生活文化」、「雲仙岳と有明海に囲まれた里とまちの発展」の3つに整理しています。「雲仙岳の恩恵と畏怖の念」の概要として、この地に住む人々は、貴重な自然の恵みである雲仙岳からの湧水などを利用して生活し、各地に水神祠などを作り信仰の対象として大切にしています。また、古くから、雲仙岳は修験道(しゅげんどう)の霊場(れいじょう)となっていたことを示す地名や石造物なども多く残っています。一方で、度重なる自然の脅威と共に生き、慰霊の心を伝える供養塔(くようとう)やいのりの日などの歴史文化も息づいています。
詳しくは、島原市ホームページから、島原市文化財保存活用地域計画の本編第3章⦆島原市の歴史文化の特徴をご覧ください。
問合せ先:文化財課