その他 おおむらの姉妹都市 友好交流都市・友好都市(2)

◆海外
海外では3都市と姉妹都市・友好都市提携を結んでおり、海外への派遣事業やオンライン交流などを通じて親交を深めています。

人口：395,528人(令和5年現在)
面積：319.2平方キロメートル
提携日：平成9年8月21日

首都リスボンに隣接するシントラ市は、古くからポルトガル王室の避暑地として栄えました。現在も王宮をはじめ歴史的な街並みが美しく残されていることから、市の中心地がユネスコ世界遺産に登録されています。大村家第18代領主・大村純忠らがヨーロッパへ派遣した、天正遣欧少年使節が立ち寄った地である縁から、長年交流を続け、姉妹都市提携を結びました。

〔KEYWOWD〕天正遣欧少年使節とシントラ市
1582年(天正10年)、大村純忠らの命を受け長崎港から出発した4少年は、およそ2年半かけてポルトガル・リスボンに到着。当時のポルトガルの最高権力者だったアルベルト枢機卿に招かれ、シントラ王宮を訪問しました。

・海外派遣事業
平成10年に相互ホームステイ事業を開始。情勢などによる数度の中断を経て、この夏「天正遣欧少年使節謁見440周年企画」で6年ぶりに学生を派遣しました。詳しくは6ページをご覧ください。

◇大阪・関西万博ポルトガル館でPRイベント
9月12日・13日の2日間、大阪・関西万博会場内のポルトガル館で、本市および長崎県・ポルトガル館と共同でPRイベントを開催。本市はシントラ市との交流に関する合意書や交流事業などのパネル展示を行い、万博を訪れた皆さんにシントラ市との交流の歴史や大村市の魅力をPRしました。

人口：30,722人(令和2年4月現在)
面積：15.3平方キロメートル
提携日：平成24年7月20日

サンフランシスコから南に約40km、シリコンバレーの北側に位置するサンカルロス市は本市の8分の1程度の小さな街ですが、複数のハイテク企業が軒を連ね、閑静な住宅地が整備されています。スタンフォード大学などにも近く、教育環境も充実。本市が英語圏の都市との交流を模索していた中、相互訪問などで交流を重ね、姉妹都市提携を結びました。

〔KEYWORD〕姉妹都市10周年記念壁画
姉妹都市10周年を記念し、現地でアーティストとして活動する関ユカリさんと、本市の書道家・佐藤鳳水さんの共同で、サンカルロス市の「姉妹都市通り」に記念壁画が制作され、今年5月に除幕セレモニーが行われました。壁画には両市の街の風景などが描かれています。

・相互ホームステイ事業
姉妹都市提携を結んだ平成24年から、相互で中高生を派遣し、ホームステイ事業を行っています。新型コロナウイルスによる中断ののち、令和6年度から再開しました。今年度の様子は6ページをご覧ください。

人口：約2,716,600人(令和5年3月末現在)
面積：約372平方キロメートル
提携日：昭和62年9月21日

閔行区は上海市南部に位置し、上海国際空港に隣接しています。昭和54年の長崎ー上海定期便開設を期に、旧上海県との農業交流から始まりました。その後上海県が上海市閔行区に編入され、閔行区と友好都市提携を締結。現在では教育施設や研究機関が充実するとともに、経済や工業分野でも大きく発展し、交通の要衝としての役割も果たしています。

〔KEYWORD〕卓球での国際交流
日中国交正常化記念事業の「日中友好交流都市中学生卓球交歓大会」が8年ぶりに北京市で開催されました。本市からも桜が原中の秀坂選手と大田選手が、「長崎県ー上海市」チームとして参加しました。

・オンライン交流
令和4年以降、閔行区の小学生と本市の小学生がオンラインを通して交流しています。

サンカルロス市の学生とホームステイをし合い、交流を深めました。
[グレートアメリカ(遊園地)・カルモント高校・壁画見学・アートワークショップ・ミュアウッズ国立公園・スタンフォード大学など]

4少年と同年代の学生が現地で本物の歴史を体感しました。
[在ポルトガル日本国大使館・大理石採石場・ブラガンサ家博物館・元修道院宿泊施設・地元学生との交流・ロカ岬・トラム体験など]

4少年の足跡をゆかりの地の中学生がたどりました。
[サンジョヴァンニインラテラノ大聖堂・サンタマリアマッジョーレ大聖堂・バチカン美術館・システィーナ礼拝堂・サンピエトロ大聖堂・ローマ教皇一般謁見・コロッセオ・トレビの泉など]