- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県対馬市
- 広報紙名 : 広報つしま 令和7年11月号
対馬市内にはつの県立高校があります。それぞれの学校では、日々の学習だけでなく、学校の個性にあわせた様々なが行われています。
今回の特集では、それぞれの学校に通う生徒の皆さんに、自分たちの通う学校での生活についてお話を伺いました。
■長崎県立対馬高等学校
▽創立120周年を迎えた県内屈指の伝統校
明治時代に創立された旧制対馬中学校と対馬高等女学校を前身に持つ対馬高校は、令和元年度から普通科、商業科、国際文化交流科の、3つの学科を持つ対馬市内では最も大きな学校となりました。また、島内のみならず離島留学制度を活用し、島外からも生徒が集まっています。
平成27年には、ユネスコスクールに加盟し、ESD(持続可能な開発のための教育)によって地域現状と課題を発見し、課題の解決に向けた学びを取り入れ、対馬が持続可能な地域となるべく、学校の外とつながりながら、実践的な活動を行っています。
■長崎県立虹の原特別支援学校高等部対馬分教室
▽生まれ育った対馬で「生きる力」を培う
平成24年に対馬高校の一角に誕生した対馬分教室には、現在11人の生徒が在籍しています。分教室が設置される前は、特別支援学校に通うために対馬を離れる必要があり、生徒や家族の負担となっていました。
特別支援学校は「社会自立」を目的としています。卒業後、自立的でより豊かな社会生活を送ることができるよう、日常生活の指導や体験活動、実生活と関連付けた教科の学習などが行われています。対馬に分教室があることで、島内での就業など、将来対馬で生活するという選択肢も広がっています。
■長崎県立豊玉高等学校
▽様々な立場や手段で学校生活をサポート
豊玉高校は「関わる力、日本一豊玉高校」をキャッチフレーズに、教職員だけでなく、地域の方々も積極的に学校に入り、生徒の学校生活をサポートしています。また、今年度から「長崎県遠隔教育センター」が開設され、豊玉高校が遠隔授業の受信校になりました。大村市にあるセンターと学校をオンラインで結び、それぞれの進路に応じた授業を行うことで、学びの選択肢が拡大し、生徒の要望に、よりきめ細やかに対応することが可能となりました。
■長崎県立上対馬高等学校
▽地域の実情に合わせた取り組み
「放課後も休日も、学校で自主学習ができ、先生たちが質問に答えてくれる。」約20年前、地域に学習塾などが無く、進学の難しさが生徒数の減少理由に挙がっていた時にスタートした進路実現システムによって、進路の幅は大きく広がりました。希望する7割以上の生徒が国公立大学に進学する年もありました。生徒に寄り添いながら、地域の実情に合わせた取り組みは今後も進み、来年度からは日常会話ができる語彙力を育む韓国語の学びがスタートするほか、長崎鶴洋高等学校と連携し、水産業について学ぶ機会を作る検討が行われており、地域が求める人材の育成も行っています。
