くらし 地域の知恵未来を拓く 市制施行20周年記念フォーラム

■つなげて広げる雲仙市の可能性~子ども・若者~
10月12日、市制施行20周年記念フォーラム「つなげて広げる雲仙市の可能性〜子ども・若者〜」を愛の夢未来センターで開催しました。これまでの20年の歩みを振り返り、未来に向かって更に飛躍するため、基調講演やパネルディスカッションを通じて可能性を探りました。
基調講演では、野村総合研究所顧問の増田寛也氏が「地域の知恵で輝く雲仙」をテーマに講演されました。人口減少の現状から地方に求められるもの、これから雲仙市が目指すべき方向性について説明されました。全国的に地方では人口減少が叫ばれており、雲仙市においても人口減少が進んでいます。雲仙市の人口は、戦後から減少し続けており、長崎県異動人口調査における人口は、雲仙市発足時の平成17年10月1日時点、49,998人でしたが、令和7年10月1日時点で38,497人と20年間で11,501人減少しています。
近年の社会情勢はめまぐるしく変化し続けており、特に近年においては、新型コロナウィルス感染症の拡大や、大規模かつ激甚化する自然災害、長期化する物価高騰など、地域経済や市民生活にも影響を及ぼしています。
雲仙市ではつながりで創る賑わいと豊かさを実感できるまちを将来像として、確実に進む人口減少や少子高齢化等に対応すべく、出産・子育て政策を柱とした移住・定住に向けた取り組みを含め、各種施策に取り組んでいます。

◇増田寛也氏プロフィール
ますだひろや
野村総合研究所顧問、スローライフの会共同代表。元総務大臣、前岩手県知事、2020年1月〜2025年6月まで日本郵政株式会社社長、2025年6月から現職。人口戦略会議の副議長などを歴任。著書に「地方消滅・東京一極集中が招く人口急減」など。

◇雲仙人の会プロフィール
くもせんにんのかい
雲仙市やその周辺で、まちおこしに頑張る人や地域を盛り上げようと活動している人のネットワークの場として誕生。それぞれを「雲仙人(くもせんにん)」と呼び、モノづくり、コトおこしにこだわりながら、新しい繋がりを育てている。

フォーラムでは講演のほか、パネル考ディスカッションや景観絵画コンクール「未来に残したい雲仙市の自慢の風景」の表彰式もありました。
パネルディスカッションでは、ゆとり研究所所長の野口智子氏が司会を務め、金澤市長や雲仙市を盛り上げようと「モノづくり」「コトおこし」を頑張る団体である雲仙人(くもせんにん)の会の方などをパネリストに、市民と行政が雲仙市の未来を共にえる事について話し合われました。
このフォーラムを通じて、子どもたちの地域愛着を育む教育や活動を継続的に実施しながら、持続可能な地域社会の実現に向けて連携を強化することを確認しました。

・20周年に合わせて、各総合支所などには「未来に残したい風景」などのメッセージが寄せられました。
※詳しくは本紙をご覧ください。