くらし 思うこと綴ります 市長コラム

■テーマ「市制20周年記念フォーラムを終えて」
10月12日、市制施行20周年を記念したフォーラムを開催し、私もパネルディスカッションのメンバーとして登壇させていただきました(P4~5参照)。
学識経験者や地元の人たちと一緒に「つなげて広がる雲仙市の可能性」をテーマに意見交換をさせていただき、大変有意義な時間となりました。
合併から20年が経ち、人口減少が大きな課題となっています。毎年、500人近くが自然減となっておりますが、ここを止めるのは非常に難しいと感じています。それならば、転入者の増加による社会増を図っていくしかありません。全国的に「二地域居住」が注目されており、本市も力を入れたいと考えています。一方で、二地域居住者の数だけを競い合うのではなく、ちゃんと地方の税収につながるような仕組みづくりを国には求めていきたいと思います。
本市の例でいうと、千々石町にある農産物直売所「タネト」では、無償インターンが延べ100人続いています。東京などで店主の話を聞いた若者たちが手伝いにやって来る。そこで広がった人たちが、またインターンで訪れるといった循環ができています。また、小浜町では、アパレルとケーキのお店「THE CASE」が開業しました。地元出身の人が東京で成功し、東京に居ながら地元に出店するという遠隔操作のような、これまで本市では珍しかった経営スタイルが生まれています。
こういった人たちの動きは非常に活発で頼もしく思います。前向きに取り組む人たちが、より動きやすい環境をどうやって作るか、どうバックアップしていくかが、行政の役目です。本市に興味を持つ人たちを増やし育んでいく施策を、これからも研究してまいります。