- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県雲仙市
- 広報紙名 : 広報うんぜん 令和8年1月号
地域包括ケアシステムの5つの構成要素は、「住まい」「生活支援」といった基本的な生活に関わる要素と、「医療」「介護」「予防」といった専門的な要素から成り立ちます。これらが相互に関係し、連携しながら在宅の生活を支えています。今月は、「生活支援」について具体的な支援内容を紹介します。
■構成要素5[生活支援]
地域包括ケアシステムにおける生活支援とは、高齢者が住み慣れた地域で可能な限り自立した生活を続けるために、介護保険サービスだけではカバーできない日常生活上の多様な困りごとを地域全体でサポートする取り組みです。
▽具体例
・見守り、安否確認
・配食サービス
・買い物支援
・外出支援(移動のサポートなど)
・家事援助(掃除、洗濯など)
・サロン活動や地域交流の場の提供(社会参加の促進)
高齢者の生活ニーズ(買い物支援、見守り、配食、外出支援など)は多岐にわたります。これらすべてを行政の公的サービスだけでカバーするのは困難です。また、超高齢化社会が進み、公的サービス(介護保険サービス等)の財源や専門職の人材確保には限界があります。
地域包括ケアシステムでの生活支援は、行政(公的サービス)のほかに、ボランティア、NPO、社会福祉法人、自治会、老人クラブなど、多様な主体の「支え合い」が必要です。
「地域での支え合い」とは、決して特別なことではありません。例えば、以下のようなちょっとした心遣いや行動が、大きな力となります。
◇日頃からの「あいさつ」や「声かけ」
元気なあいさつは、お互いの状況を把握する第一歩です。
◇困っている人への「ちょっとした手助け」
「重い荷物を持ってあげる」「子どもたちの登下校を見守る」などの助け合いです。
◇地域の集まりへの「気軽な参加」
趣味のサークル、お茶飲み会、など行事を通じて顔を合わせる関係を築くことで、いざという時に相談しやすくなります。
地域とのつながりが薄くなっていると言われる現代だからこそ、「気づき」と「心遣い」が必要です。まずは、お隣さんや近所の方に笑顔で「あいさつ」や「声かけ」をすることから始めてみませんか。その小さな一歩が、地域全体の「絆」を深め、誰もが安心して暮らせるまちづくりにつながります。
※来月は、地域包括ケアシステムに必要な「4つの助」についてお伝えします。
問合せ:福祉支援課
【電話】0957-47-7784
