文化 南島原市国際交流員 リキの Iu Pont‘(ユ・ポンテ)

※Iu Pont‘は「架け橋」という意味

■はじめまして!国際交流員「リキ」です
皆さんはじめまして!
10月に着任した新しい国際交流員の「リキ」です。
イタリアから来ました。
「えー?イタリアからなぜここに来たんですか?」という質問が聞こえてきましたので、説明をさせていただきます。
時は戦国時代。440年前口之津にポルトガルから来た船が上陸しました。その船に乗っていたのはヴァリニャーノ神父で、南島原に来た最初のイタリア人でした。ヴァリニャーノは有馬にセミナリヨ(神学校)を創設し、初めてヨーロッパ文化を日本に広めました。彼の出身地がキェーティ市だったので、2016年から南島原市と友好都市になりました。
それから令和の今、私が南島原に着任しました。最近、皆さんにこういう質問をしばしばいただきます。
「南島原の生活にもう慣れましたか?」。
答えは「はい」と「いいえ」両方の面があります。
明るくて社交的な南島原の人々に温かく歓迎されたので、確かにもう慣れました。そして、小さな田舎の村に住んだことがあったので、そういう生活は自然だと感じます。高層ビルや混んでいる電車よりも、家の屋根の上に広がる山並みと海の景色を見るのが大好きです。
逆に慣れていないものも沢山あります。
例えば、家の暖房と車の運転スタイルはイタリアと全然違います。さらにゴミの分別は大学の試験よりも複雑で、請求書を払うには3カ所へ行かなくてはいけないこともあります。
しかし、世界を探検することの面白さは毎日新しい発見ができる事じゃないですか?
それから皆さんのおかげでさまざまな新しいコツ、習慣、風習を学んでいます。さらに少しだけ方言も教えてもらっていますが、まだはっきり分からないので会話をするときには優しく話してください。皆さんもうちょっと我慢してくれれば、間もなく私も方言を完全に理解できるようになると思います。
とにかく、一番好きなのは、毎日の発見をイタリアや日本の友達に伝えることです。そのことからコラムの新しいタイトルを「Iu Pont‘(ユ・ポンテ)」に決めました。
自分の故郷の方言で「橋」という意味がありますが、人々がバーで集まって、いろいろな会話を楽しめる、賑やかな場所でもあります。
一方で、適当なイタリア語では、その言葉の意味は日本語の「架け橋」と同じです。やはり多文化、遠い国、異なる人々をつなぐ架け橋になることが私の目的です。
ですから、もしどこかで私を見かけたら、ぜひ声をかけて、南島原について何か話してください。

イタリア ポンテヌーレ市出身のアルペア・リッカルド(通称…リキ)です。
皆さん、よろしくお願いします!