健康 食中毒を予防しましょう

夏季は、細菌(黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌など)による食中毒や寄生虫(アニサキス)による食中毒が全国的に多発しており、全国一斉に8月を食品衛生月間として定めています。

■食品衛生的な取り扱い
▽予防の3原則
・つけない
食材・手・調理器具はこまめにしっかり洗う!
特に調理前、飲食前の手洗いを徹底しましょう。
・増やさない
要冷蔵品はすぐに冷蔵庫へ保管!
調理後はすぐに食べ、保存する場合は素早く冷まして冷蔵庫で保管しましょう。
・殺菌する
食材(特に肉類)は中心部まで十分に加熱!
加熱不十分な食肉による食中毒が多発しています。

■アニサキスによる食中毒
原因となるアニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。
症状:激しい上腹部痛、吐き気、嘔吐、下腹部痛など
予防方法:
(1)新鮮な魚を選び、早期に内臓を除去する。
(2)内臓を生で食べない。
(3)目で見て確認し、幼虫を除去する。
(4)冷凍(-20℃で24時間以上)加熱(70℃以上または60℃なら1分)が有効
※一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません!

問合せ:県南保健所 衛生環境課
【電話】0957-62-3288