くらし 図書館へ行こう

■おすすめの本
▽一次元の挿し木
著:松下龍之介
出版社:宝島社
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝人類学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出すが、予想もつかない大きな企みに巻き込まれていく―。2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作。

▽なんでもなおします!かたつむりびょういん
ぶん:ソンウンミ
え:アンソンソン
やく:わたなべなおこ
出版社:パイインターナショナル
森に働き者のアリの夫婦がいました。ある時、人間のいじわるな子供がアリの夫婦を踏んづけてしまいます。その後アリ夫婦は病院へ運びこまれ、病院の先生はあの手この手で治療を試みます。果たしてアリの家族は-。病院ぎらいの子供も、読めばきっと行きたくなる!虫のイラストがかわいい韓国の人気絵本。

■奈良尾図書館で「謎解き and 宝探し」イベントを開催しました
今年の子どもの読書週間の標語“あいことばはヒ・ラ・ケ・ホ・ン!”にちなみ、5月は宝探しをテーマにした本を展示し、謎解きゲームを開催しました。参加した利用者は館内の書架のあいだを、解答を求めて歩き回り、謎が解けると記念品をもらいにっこり。本への興味・関心を深めるきっかけになればと思います。