- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県人吉市
- 広報紙名 : 広報ひとよし 2025年4月号 No.1188
■10.定住自立圏の新ビジョン
これまでの検証と新たな事業の検討を重ね、第3次人吉球磨定住自立圏共生ビジョン素案を取りまとめました。くま川鉄道の支援を追加し、豪雨災害からの創造的復興やデジタル要素を取り入れた21の事業を選定しています。
■11.くま川鉄道の復旧状況
豪雨災害からの復旧工事が進む球磨川第四橋梁(きょうりょう)は、地中から強固な岩盤層などが見つかり橋台、橋脚の建設に遅れが発生。全線運転再開時期を令和7年度中から令和8年度上半期中に修正しました。
■12.10月から市全域でプラごみ分別実施
昨年9月から市内6町内を対象に取り組むプラスチック類の分別収集モデル事業では、1月までの5カ月間で1万3千キロ以上を収集。今年10月に市内全域での実施を目指し、体制整備に取り組みます。
■13.男女共同参画社会に向けて
高校生を対象にアンケートを実施するなどし、男女共同参画推進計画第4次計画を策定しました。本計画に基づき、固定的な性別役割分担意識など無意識の思い込みの解消に向けた取り組みを進めていきます。
■14.住み慣れた地域で安心して生活するために
令和6年度に第3次市地域福祉計画期間が終了するため、第4次計画を策定しました。誰もが住み慣れた地域で社会から孤立することなく安心して生活できるよう、住民相互の支え合いの仕組みづくりを促進します。
■15.こどもまんなか社会の実現目指す
令和6年度に第2期市子ども・子育て支援事業計画の期間が終了するため、次期計画として市こども計画を策定。全てのこども・若者が幸福な生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現を目指します。
■16.外国につながりがある世帯を支援
外国につながりのある世帯が増え、日本語でのコミュニケーションが困難な子育て家庭や妊産婦への支援が求められることから、多言語対応タブレットをこども未来課と保健センターに導入しました。
■17.特定健診等受け得キャンペーン
特定健診受診者に市内の健康づくり応援事業所で利用できるクーポン券を贈る「特定健診等受け得キャンペーン事業」を令和7年度から開始。市民の健康意識の向上と地域経済の活性化を目指します。
■18.お米を贈って妊婦さんを応援
東洋ライス株式会社との連携協定に基づき、2月21日に、妊婦さんに出産予定月まで人吉球磨産の「金芽米(きんめまい)」をプレゼントするマタニティ応援プロジェクトの贈呈式を行い、参加者から喜びの声を頂きました。
■19.山形種鶏場が大型孵卵(ふらん)場を建設予定
株式会社山形種鶏場が、下漆田町に最新のAI(人工知能)システムを導入した大型孵卵場を建設予定です。この施設が地域産業の活性化につながると期待し、市では引き続き同社を支援していきます。
■20.上原田地区の農地整備
上原田地区では、国営事業廃止に伴い新たな用水源確保のため令和5年度から県営事業を開始し、令和6年度は地下水の送水管の敷設工事や給水栓設置工事を実施。令和10年度の事業完了を目指します。