くらし 副市長 就任のあいさつ

■人吉市副市長　溝口　尚也(なおや)
Profile：
平成2年に入庁。総務課長、福祉課長、観光振興課長などを経て、令和3年に経済部長に。令和6年からは復興政策部長を務め、令和7年3月31日付けで退職。市議会3月定例会で全会一致の同意があり、4月1日に副市長に就任。

4月1日に副市長に就任しました溝口尚也です。人吉東小、第二中、人吉高を卒業し、進学で県外に出たのち、父の死や結婚を機に帰郷。25歳で市職員に採用され35年間勤務しました。職員時代には、役所内だけでなく、地域、全国各地の多くの人とのありがたいご縁を糧に、互いに学び合い、助け合いながら、協創と協働を進めることを流儀としてきました。それはまさにドラマ『半沢直樹』のセリフにある「仕事は感謝と恩返し」の繰り返しであったと思います。
この度、副市長という立場で新たなご縁をいただき、故郷のために仕事ができる「感謝」と「喜び」を感じています。同時に、何倍もの「恩返し」を果たすべく職責の重さに身が引き締まる思いです。
豪雨災害からやがて5年。復旧復興は着実に進むものの、いまだ道半ば。これからは地方創生施策と連動したまちなか創生を推進し、本市の新たなステージを目指します。まちづくりに完成なし。常に変化し続けるからこそ大切な価値観を守られる「不易流行(ふえきりゅうこう)」の精神を大切に、松岡市長をはじめ、職員、市民、関係者の皆さんと、さらにご縁を紡ぎつつ、新しい人吉市の創造に果敢に挑戦し、全力で職務を遂行していきます。