- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県人吉市
- 広報紙名 : 広報ひとよし 2025年5月号 No.1189
■市民の声が市政を動かす!令和6年度の地域座談会「ひとよし未来カフェ」を振り返ります
平成28年度から始まった、松岡市長と市民の皆さんが直接意見交換を行う場「ひとよし未来カフェ」。令和6年度は、市内26町内を対象に20回開催し、延べ256人に参加していただきました。
座談会では、松岡市長が豪雨災害からの復旧・復興の進み具合や現在の市の取り組みについて説明した後、参加者から日頃感じている地域の課題や、より良いまちづくりへのアイデア、市長への質問などが活発に出されました。
◇各会場で出された参加者からの意見・質問と、それに対する市長の回答の一部を紹介します。(Q→参加者からの質問、A→市長の回答)
Q.一部の町内で行われているプラスチックごみの分別収集は、今後どうなるのか?
A.令和7年度中に市内全域で実施を予定している。開始に向けて、説明会も開催する予定。
Q.給食費の無償化は実現しないのか?
A.現在、給食費は約3分の1を補助している。近年、食材の価格が高騰しているが、保護者の負担が増えないよう補助を増やしている。無償化については今後も国や県にも働きかけながら取り組んでいく。
Q.新庁舎建設は、大きな財政負担になっているのでは?
A.新庁舎建設には、国の補助金や基金を活用していて、市の財政からの持ち出しはほとんどない。
Q.建設型応急住宅に住んでいる人の今後の住まいの確保は?まだ再建先が決まっていない人もいるのでは?
.A被災者の住まいの確保は、最重要課題だ。一人一人の再建に向けて、希望に沿えるよう住まいを提供していく。最後の一人まで生活再建を支援していく。
Q.市のさまざまな取り組みについて説明を聞き、本当にありがたく思う。市民にできることは、何かあるか?
A.まちづくりは、行政だけでできるものではない。道路整備や区画整理といった事業は行政の役割だが、そこににぎわいや魅力を生み出すためには、市民のアイデアや主体的な行動が必要不可欠。ぜひ、一人一人が「自分ごと」としてまちづくりに参加してもらいたい。
令和7年度も地域座談会の開催を予定しています。日程など決まり次第、対象町内に回覧板でお知らせします。ぜひご参加ください。
◇令和6年度開催実績
参加者数:合計256人
問合せ:市秘書課広報統計係
【電話】22-2111(内線3141)