- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県荒尾市
- 広報紙名 : 広報あらお 2025年9月号
■お腹まわり、大丈夫?~メタボリックシンドロームを防ごう~
◇荒尾市の現状
メタボリックシンドロームの状況は…
※令和5年度の国保特定健診結果より
該当者+予備群の割合=35.6%(熊本県は32.5%)
なんと!県内14市の中でワースト3位!
「最近ちょっとお腹が出てきたかも」「健診で気になる数値があった」そんな人は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)のチェックを!まずは腹囲を測定してみましょう!
◆メタボリックシンドロームの診断基準
◇1 内臓脂肪の蓄積
腹囲:
・男性85cm以上
・女性90cm以上
+
◇2 上の(1)を満たしたうえで、以下の3項目のうち2つ以上に当てはまる場合は、メタボリックシンドローム該当者、1つ当てはまる場合は、メタボリックシンドローム予備群
・脂質異常
中性脂肪150mg/dl以上かつ/または HDLコレステロール40mg/dl未満
・高血圧
収縮期血圧130mmHg以上かつ/または 拡張期血圧85mmHg以上
・高血糖
空腹時血糖110mg/dl以上
◇腹囲で何が分かるの?
お腹まわりの内臓にたまっている脂肪(内臓脂肪)の目安量が分かります。「メタボリックシンドローム」は、内臓に脂肪がたまり、糖尿病・高血圧・脂質異常などのリスクが高まっている状態です。
◇自覚症状もないし、そのままでもいい?
放っておくと重症化して心筋梗塞・脳卒中・腎不全などになってしまう可能性が高いです。
◆「自分を守るために、今日からできることを少しずつ」
健康な毎日を送るためには、日々の小さな積み重ねが大切です。
◇毎日30分体を動かす
買い物ついでのウォーキングなど、できることから始めましょう。
◇野菜から食べる「ベジファースト」
食物繊維が多い野菜から食べることで、血糖値の上昇がゆるやかに。
◇お菓子を減らして間食を見直す
甘いお菓子の代わりに、ナッツやヨーグルトなど栄養価の高い食品を選びましょう。
◆健康づくりの第一歩は、「自分の体を知ること」から!
市では対象者に健診を実施しています。
・秋の複合健診について
・医療機関での健診について
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:すこやか未来課 保健センター
【電話】63-1133