- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉名市
- 広報紙名 : 広報たまな 令和7年12月号
本市での社会教育の取り組みや、社会教育団体の活動をご紹介します。
今回は9月に続き人権についてです。
◆世界人権宣言
20世紀は世界を巻き込んだ大戦が二度も起こり、戦争中特定の人種の迫害、大量虐殺などの人権侵害、人権抑圧が横行しました。このような経験から、人権問題は国際社会全体に関わる問題であり、人権の保障が世界平和の基礎であるという考えが主流になってきました。
そのような中、世界人権宣言は「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として昭和23年12月国連総会において採択されました。宣言は、全ての人々が持っている市民的、政治的、経済的、社会的、文化的分野にわたる多くの権利を内容とし、前文と30の条文からなっています。
◆人権週間の取り組み
国際連合は、世界人権宣言が採択された12月10日を「人権デー」に定め、日本では昭和24年から毎年12月10日を最終日とする一週間(12月4日~10日)を「人権週間」と定めています。2025年の人権週間のテーマは「『誰か』のことじゃない。」。互いの人権を尊重し合うことの重要性を強調しています。
本市でも毎年12月に人権擁護委員の皆さんと取り組みを行っており、今年も「特設人権相談会」と「街頭啓発」を行います。
◇特設人権相談会
日時:12月1日(月)午前10時~午後3時
場所:玉名市文化センター、岱明防災コミュニティセンター、横島町公民館、天水市民センター
問合せ:コミュニティ推進課
【電話】75-1312
