- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県山鹿市
- 広報紙名 : 広報やまが 令和7年12月号
■任意加入について
老齢基礎年金を受給するには、20歳から60歳になるまでの間に、受給資格期間(保険料納付済期間と免除期間などを合わせた期間)が10年以上必要です。しかし、保険料を納めていないために老齢基礎年金の受給資格を満たしていない人や、満額の老齢基礎年金を受給できない人は、60歳から65歳になるまで任意加入ができます。
また、65歳以上70歳未満の人は、受給資格期間を満たすまで任意加入ができます。
■付加保険料について
国民年金の定額保険料に加えて付加保険料(月々400円)を納めると老齢基礎年金に付加年金が上乗せされます。付加年金の年金額は、〔200円×付加保険料の納付月数〕となります。
付加保険料を納めることができるのは、農業、自営業などの国民年金の第1号被保険者に限られています。
なお、国民年金保険料の納付を免除されている人や国民年金基金に加入されている人は、付加年金には加入できません。
■国民年金基金について
国民年金基金は、自営業者など第1号被保険者のための老齢基礎年金に上乗せした年金を支給する任意加入の制度です。
○加入できる人
・20歳以上60歳未満の国民年金第1号被保険者(国民年金の保険料免除を受けている場合は加入できません)
・60歳以上65歳未満の人や海外居住者で、国民年金に任意加入している人
○特徴とメリット
(1)65歳から生涯受け取る終身年金が基本ですので、長い老後に備えることができます
(2)掛け金に応じて年金額が確定、払い込み終了まで掛け金額が変わりません
(3)掛け金は全額社会保険料控除の対象となり、確定申告で税金が軽減されます
(4)加入者が早期に亡くなったときは遺族一時金が支給され、掛け捨てになりません
(5)ライフプランに合わせた年金額の設計や、加入後もプラン変更ができます
国民年金基金についてお問い合わせ:
・フリーダイヤル【電話】0120-654192
・全国国民年金基金熊本支部【電話】050-3665-0317
■知っていますか? リフィル処方箋
リフィル処方箋とは、医師によって定められた回数を期間内で繰り返し使うことのできる処方箋で、有効期間内であれば原則医師の診察を受けずに最大3回まで薬を受け取ることができます。
主な対象者は、生活習慣病をはじめとした慢性疾患の患者などで、その中でも症状が安定している人、または同じ薬を長期にわたって使用している人に限られます。
処方箋を受け取った際に「リフィル可」欄のチェックの有無と回数を確認ください。
なお、有効期間内であっても体調の変化により医師の診察が必要な場合もあります。
お問い合わせ:
国保年金課 後期医療年金係【電話】43-1576
熊本西年金事務所【電話】096-353-0142
