- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県菊池市
- 広報紙名 : 広報きくち 令和7年11月号
■姫井橋は架橋100周年を迎えます
県道329号原・植木線、旭志弁利の合志川に架橋する姫井橋は、大正14(1925)年に完成した橋長18メートル、幅員4・6メートル、下間長17メートル、下路式アーチRC型の鉄筋コンクリート製です。
近代土木技術が導入されて以来、大正期にこの工法で架設された形式の橋は全国初です。現存するコンクリートアーチの橋の中では日本最古と評価され、平成18年度の「選奨土木遺産」として(社)土木学会より認定されています。
平成22年1月15日、「姫井橋」は本市で第1号となる国登録有形文化財(建造物)に登録されました。
◇姫井橋の経緯
姫井橋より上流に橋はなく、隈府町列組合の設計により、ようやく架橋されたもので、初めて馬車が通れるようになり、森林資源が豊富な地域であったことから、木材運搬など生活に欠かせない大切な橋となりました。
ちなみに、橋桁が川岸に対して斜めに架かっているのは、木材が長いため少しでも大回りしないようにとの工夫のためです。
昭和56年にすぐ横に新しい橋が架けられ、橋は撤去される予定でしたが、地元の強い熱意により奇跡的に保存されました。
現在は歩道橋以外では使用されていませんが、地元の皆さんから「馬橋(うまばし)」の愛称で親しまれています。
問い合わせ先:文化課
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