- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇土市
- 広報紙名 : 広報うと 令和7年11月号
秋風が心地よく吹き抜け、今年も実りと彩りを感じる季節が巡ってきました。今回は「宇土市をめぐる〝秋〞」をテーマに、身近にある宇土の秋の魅力を改めてご紹介したいと思います。
まずは「実りの秋」と「食欲の秋」。毎週日曜朝、市役所玄関前で開かれる「日曜朝市」には、地元農家さんなどが丹精込めて育てた新鮮な野菜や果物、手作りのお惣菜などがずらりと並びます。旬の味覚を楽しむだけでなく、出店者さんとの会話やふれあいも朝市ならではの魅力です。空気が澄みわたる秋の朝、活気あふれる朝市の雰囲気を感じに、ぜひお立ち寄りください。
「行楽の秋」には、宇土半島沿いのドライブもおすすめです。海沿いの道を走ると、長部田海床路の幻想的な景色が広がります。干潮時に現れ、満潮時に海へ消える道-この不思議な光景は、宇土市自慢の絶景です。住吉海岸公園のジンベエ像、ちょっと足を伸ばして網田レトロ館や道の駅宇土マリーナで特産品やお土産探し、食事を楽しむのも一興です。その道すがら、有明海の沖に色とりどりの海苔網が広がる「海苔の種付け」もこの季節ならではの風景です。静かな海に浮かぶ網が秋のやわらかな日差しに照らされる景色は、地元の方にもぜひ見ていただきたい宇土の風物詩です。
そして「文化の秋」。宇土市が誇る「大太鼓収蔵館」では、国指定重要有形民俗文化財の宇土の雨乞い大太鼓の展示だけでなく、実際に大太鼓を叩く体験ができます。大きな太鼓が響かせる迫力ある音は、きっと忘れられない思い出になるはず。中学生以下と65歳以上は入館無料です。ご家族やご友人と一緒に、宇土の文化に触れ、秋の思い出をつくってみてはいかがでしょうか?
身近な場所や出来事も、見方を変えれば新しい発見があるかもしれません。こうした秋の風景や体験が、普段は気づかなかった宇土市の魅力を再発見するきっかけとなり、ふるさとへの誇りや愛着を深める季節となりますよう、心より願っています。
元松茂樹
※日曜朝市について
・毎週日曜日(1月・2月はお休み)午前6時から午前7時まで開催しています。
・商品が売り切れ次第、終了となります。
・お客様の集まり具合によっては、早めに販売が開始される場合があります。
・販売される商品や開催状況は、天候等によって変わることがありますので、ご了承ください。
■市長の部屋
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※詳しくは本紙二次元コードをご確認ください。
