健康 こんにちは地域包括支援センターです

■骨折をしたくない方、必見!~骨粗しょう症を予防しましょう~
▽骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症は、骨密度の減少などによって骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。上天草市の後期高齢者の入院医療費の1位は「骨折」で、女性の介護原因の3位が「骨折・転倒」(※)です。
骨強度が低下すると、手をつくなど日常の何気ない動作で骨折が起こる可能性があります。また、自分の体重に背骨が耐えられなくなり、気づかないうちに背骨がつぶれて骨折していることもあります。軽い場合は痛みを感じず、骨折に気づかないことがほとんどです。骨粗しょう症を予防することで、骨折のリスクを減らし、生活の質を維持することにもつながります。

▽骨粗しょう症の治療と検査について
骨折は薬により防げる可能性があり、骨折経験のある方は特に骨粗しょう症の治療が必要です。骨折経験のない方も、まずは骨の検査を受け、状態を把握しましょう。市の住民健診でも骨粗しょう症検診を実施していますので、受診希望の方は、健康づくり推進課(【電話】0969-28-3356)までご連絡ください。

▽骨の健康のためにできること
骨密度を維持・改善するためには、次の3つがポイントです。
(1)栄養バランスのよい食事:カルシウムとビタミンDを積極的にとりましょう。
(2)適度な運動:ウォーキングなど無理せずできる運動を継続しましょう。地域のかよいの場へ行くこともおすすめです。
(3)日光浴:ビタミンDは日光によって皮膚でも生成されます。夏なら木陰で30分、冬なら1時間程度、体の一部を日に当てるとよいでしょう。
※「令和1~3年新規認定者原因疾患の分析結果」より

問い合わせ先:地域包括支援センター(高齢者ふれあい課)
【電話】0969-28-3378