- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県合志市
- 広報紙名 : 広報こうし 令和8年1月号(第238号)
人権擁護委員
山田 千代美(やまだ ちよみ)さん
最近、保育園からの人権教室の依頼が少しずつ増えてきています。人権教室はこどもたちが人権について楽しく学ぶことを目的に実施しています。
教室ではまず、人権イメージキャラクターの人KEN(じんけん)まもる君と人KEN(じんけん)あゆみちゃんが登場します。こどもたちの目は輝き歓声が上がります。10分ほど手遊びや歌を歌って教室へ意識が集中し始めたら、人権啓発アニメーション『どんぐり森へ』を視聴します。
―保育園児のタッくんは虫が大好き。でも虫をつかまえては乱暴に扱うので、お母さんに叱られている。ある日、偶然、木の枝から落ちてきた鳥のたまごを手にするが、そのたまごは病にかかっていた。たまごを救うためタッくんは、さまざまな困難に遭いながら、どんぐり森の中を奔走する(「どんぐり森へ」のあらすじ)―
『どんぐり森へ』を見ていたこどもたちは、いつの間にかアニメーションに入り込んで、小さな命を必死に守ろうと駆け回る主人公のタッくんのそばで小さな命を見守っていたようです。一斉に「頑張れ、頑張れ、頑張れ、頑張れ」と大きな声で応援をはじめました。この想定外のこどもたちの行動に私は涙があふれ、他の人権擁護委員も同様に涙ぐんだ姿がありました。
どんな生き物にも命があり、失うと二度とは戻らない大切なもので、一人に一つの宝物であるということを感じ取ってもらえたような気がします。
私は人権擁護委員に委嘱されて9年目になります。人権を学ぶにつれて人を笑顔にできる多くの言葉に出会うことができました。人権感覚も少しずつ育ってきているように感じています。一人ひとりが自分らしく生きていける社会が早く訪れることを願っています。
問合せ:人権啓発教育課 啓発教育班
【電話】096-248-2399
