- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県和水町
- 広報紙名 : 広報なごみ 2026年2月号
■ちがいを尊重できる人間関係を考える
1.マイクロアグレッションという言葉
日常生活の中で私たちが「ふつう」として使っている言葉が、誰かを差別したり、傷つける意図があるなしに関係なく、対象になった人やグループを軽視したり、侮辱したりするような敵対・中傷・否定のメッセージを含んでいることがあります。そのような表現や言葉をマイクロアグレッションといいます。それによって、その言葉を受け取った人に心理的なダメージを与えることがあります。これは克服すべき課題として、指摘されてきていることです。
マイクロアグレッションは私たちの日々の生活の中で「ふつう」に語られる場面が多くあり、発した本人もその問題性(加害)に気づかないという特徴があるようです。
これらの言動の背景には、肌の色や文化、ジェンダー、民族など自分と異なる(と思っている)他者に対する無意識の偏見や蔑視が含まれており、対象とされた他者を深く傷つけるところに問題があります。マイクロアグレッションをしてしまうこととその人の善良さは直接には関係なく、「個人の問題」や「心の問題」ではなく「社会の問題」としてとらえることが重要です。
2.具体的な例から自分を振り返る
自分の言動により、言われたりされた当事者がどのように感じるかに思いを馳せ、自分が偏見や優越感を持っていないかを疑い、振り返る姿勢がスタートになると思います。次のような言動の例から考えてみましょう。
・「自分の周りにはLGBTQ+の人はいないけど」
・「身近にそういう人がいたら認めてあげたいと思った」
・「涙をふくためにハンカチを使うと『女子力高いね』と言う」
・「男性が家事をすると『すごい』『えらいね』と褒める」
・「会議等で時間がない時に『てみじかに…』と前置きする。雨の日に来てもらう時に『あしもとわるいなか…』とお礼を言う。」
これらの例を見ると、私も何気なく発言していたかもしれないと自分事として考えることができました。みなさんも自分の言動を振り返ってみませんか。
~「月刊同和教育であい」より引用~
問合せ:社会教育課 地域人権教育指導員
【電話】0968・86・2022
