子育て 未来の自分に挑戦 中学生が職場体験

湯前中学校の職場体験が9月11~12日に町内各地※であり、全校生徒が「働く」ことを体験しました。同体験は働くことを知り、将来の進路選択について考えることなどを目的に毎年実施されています。全校生徒が対象となったのは本年度からで、飲食店や製造業など28カ所が生徒を受け入れました。
※一部多良木町

■ご協力ありがとうございました
(1)農業(深水信俊さん・篠原一久さん・東雅之さん)
(2)球磨プレカット
(3)グリーンテック
(4)竹下建具
(5)林酒造
(6)豊永酒造
(7)下村婦人会市房漬加工組合
(8)椎葉自動車整備工場
(9)JAくま湯前給油所
(10)クマレイ
(11)味工房さがら
(12)旭屋
(13)徳丸
(14)ナビック
(15)湯楽里
(16)湯~とぴあ
(17)サンロード湯前店
(18)ファミリーマートゆのまえ店
(19)庄籠製菓舗
(20)福寿荘
(21)高齢者生活福祉センター湯愛
(22)上球磨消防署
(23)湯前小学校
(24)慈光こども園
(25)湯前保育園

■高齢者生活福祉センター湯愛
高齢者生活福祉センター湯愛では、栗原慶至(けいじ)さん(3年・上里2)と田口望(のぞむ)さん(3年・上村)、野島瑛斗(えいと)さん(2年・馬場)、深水愛華(あいか)さん(2年・瀬戸口)、下村和愛(わかな)さん(1年・上里1)が利用者の送迎やお風呂の介助、食事の配膳などを体験。座るときや動き出すときの声かけを忘れず、緊張しながらも笑顔で接していました。田口さんは”誰かの生活を支える仕事や医療についての知識を深めたい”と湯愛での体験を希望。「利用者の皆さん一人一人に個性がある。『自分だけ何もされていない』と思われないように、積極的に接したい」と、これからの将来を見据えて体験をしました。

■湯前町役場
湯前町役場では、滝上優芽(ゆめ)さん(3年・下城)と椎葉京(みやこ)さん(2年・下里)が、文書の作成や式典の補助などを体験。町民の皆さんを案内するときは、寄り添って笑顔で声をかけていました。
体験を通して滝上さんは「役場での仕事内容を聞いて、家や学校・自然など、たくさんの人たちの努力や協力があって湯前町が成り立っているのだと改めて実感した。今回の経験を自分の生活や進路の選択に生かしていきたい」と話し、椎葉さんは「役場ではいろいろな仕事をしていることが分かり、少し興味が沸いた。これまで仕事について自分から知ろうとしなかったけれど、自分に合っている職業を見逃さないようにしていきたい」と話しました。それぞれに新たな発見があり、仕事のやりがいも感じた2日間となりました。