くらし 新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
村民の皆様におかれましては、ご壮健で輝かしい初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、まず思い起こされるのは、本村が村制施行130周年を迎えたことでございます。11月29日には記念式典が挙行され、本村の振興発展にご尽力された方への感謝状の贈呈や30年前の村制100周年記念時に埋められたタイムカプセルの開封・展示、マラソン界のレジェンド瀬古利彦氏の講演などが催されました。この130周年の意義は、次の世代にこれまでの歩みと想いを伝え、新たな時代へ襷(たすき)をつないでいくことではないかと感じたところでございます。
全国的に大規模な災害も発生いたしました。8月8日から11日にかけ九州地方に線状降水帯が継続的に発生し、熊本県にも大雨特別警報が発表されました。また、大船渡市山林火災、今治市林野火災、大分市大規模火災などの大規模火災も多発いたしました。
これらの災害は、尊い人命と人々の日常を一瞬で奪い去りました。犠牲となられました方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
国内では、初の女性総理大臣となる高市早苗新内閣が発足しました。政治とカネの問題、国会議員定数、選択的夫婦別姓など、問題は山積しておりますが、特に物価高については、国民生活や人命に直結する喫緊の課題であり、一刻も早い手立てを必要としているところです。
全国的な少子化と人口減少、東京都市圏一極集中により、今なお地方は衰退を続けています。これらを打開すべく、地方公共団体は自らの判断と責任において、生き残りをかけた地方創生事業を実施しており、本村においても新しい人の流れと交流人口を拡大させる事業を展開しています。
現在進められている旧湯山小学校を活用したスポーツサイエンス事業や陸上競技場整備事業についても、地域の経済基盤を高め、村民の健康福祉の増進を図るものです。これらにより、民間活力を更に獲得しつつ地域課題の解決を図ることが、本村の地方創生戦略の一つであり、それには村民の皆様の参画と深いご理解が不可欠でございます。
私ども議会は、村民の皆様の付託に応えるべく、議会活動を豊富化しながら、執行部とともに地域課題の解決に真摯に取り組んでおります。その活動における規範となる「水上村議会基本条例」を9月定例会において制定いたしました。
この条例は、村政の意思決定機関としてその権能を最大限に発揮できるよう、議員が自らの果たすべき役割と責務の重要性を改めて認識し、村民の負託に全力で応えていくために水上村議会の志す基本理念及び基本方針を定めたもので、議会の最高規範となるものです。この条例の制定を機に、村議会議員一同、改めて自らの職責の重さを認識し、新年におきましても水上村民のため、精一杯努めていく所存でございます。
最後になりましたが、村民の皆様にとりまして、本年が幸多き平穏な年でありますよう心からご祈念申し上げ新年のご挨拶といたします。

水上村議会議長
那須 良策