子育て 〔祝 開園35年目〕母と子の農園稲刈りツアー開催!〜無事に実った無農薬米〜

10月5日(日)に、福田病院(熊本市中央区)で生まれ、今年度小学校に入学した新1年生の家族が参加する「母と子の農園稲刈りツアー」が開催され、約100名が参加しました。
母と子の農園は、福田病院で安心安全なお米を提供するために、平成3年に無農薬米田を本野地区で開園し、今年で35年目を迎えました。今回の参加者の中には、平成8年に参加した少女が母となり、今年新1年生となった息子と祖父母・親・子の3世代そろって参加するという、うれしいサプライズもありました。
6月の田植えツアーで植えたお米は黄金色に輝く稲穂へと立派に成長し、水上村良質米生産部会・JA青壮年部水上支部の稲刈り指導後、慣れない手つきで鎌を使って我先にと刈り進めていき、1時間ほどで稲刈りは終了しました。
その後、湯山石倉に移動し、水上村良質米生産部会の奥様方が作った絶品料理や、JA青壮年部水上支部によるバーベキューを青空のもといただきました。ツアーの参加者は「とても美味しい!」とおかわり続出で、特におにぎりは大好評でした。
福田病院総料理長の大塚博さんは、「顔の見える生産者、流通、消費者で無農薬米を35年間福田病院で提供できることは、生産者のおかげ。こうした体験を通して食の大切さを知ってほしい」と話され、水上村良質米生産部会長の尾前重德さんは、「農業は自然の中で行うものであるため大変だが、やりがいがある仕事です。先代から引き継いできて35年目を迎えられたことをうれしく思います」と挨拶をされました。