くらし いこい図書館

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■相良村・子どもにおすすめ100冊の本の紹介
「相良村・子どもにおすすめ100冊の本」を令和6年4月に改訂しました。
その中から新しく選定された本を紹介します。

▽No.30「100万回生きたねこ」
佐野洋子/作・絵(講談社)
100万回も死なないねこがいました。なぜか100万回死んでも100万回も生きたのです。100万人の人がねこをかわいがり、100万人の人がそのねこがしんだときになきました。ねこは一回もなきませんでした。
そんなねこはある一匹のねこと出会います。なんどもなんども生き返っていたことの意味を考えたときにはっとさせられます。大人にも読んでほしい絵本です。

▽No.80「坊ちゃん」
夏目漱石/著、森川成美/構成、優/絵(集英社みらい文庫)
親譲りの無鉄砲で子どもの時から損ばかりしている―。
『坊ちゃん』は、このあまりにも有名な冒頭の一文で始まります。不公平なことやずるいことは大きらい!体は小さいけれど、思い切りがよくて大胆。正義感が強く、まっすぐな『坊ちゃん』。漱石の小説の中で最も多くの人に愛読されています。時代を超えて読み継がれる理由は、いつの時代にもある人間社会の矛盾、そして人情・友愛・正義がユーモアを交えた文章で楽しく語られているからかもしれません。ぜひ読んでおきたい一冊です。

ご利用について質問があれば、各学校へお問い合わせください。
南小：冨久【電話】0966-35-0009
北小：東【電話】0966-36-0122
中学校：鵜口【電話】0966-35-0050
総合体育館にも図書コーナーがあり、本を借りることができます。ぜひご利用ください。