- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県中津市
- 広報紙名 : 市報なかつ 令和7年6月号
スローガン:「透き通る 誇れる水に 感謝する」
私たちがいつも使っている水道は飲み水としてはもちろん、お風呂や洗濯など、暮らしに欠かすことのできないパートナーです。水道週間を通じて、今一度水道の大切さについて考えてみましょう。
■下水道をご利用のみなさまに豪雨時の汚水排水についてのお願い
道路が冠水すると、マンホールの蓋の隙間などから雨水が流入します。令和5年7月10日の豪雨の際には、低地部を中心に広範囲で道路が冠水し、処理場の能力を超える大量の水が下水道管に流入しました。これにより管の中で水の渋滞が発生し、流れが悪くなったり、逆流したりするといった事態が生じました。雨がおさまり、冠水が解消されると次第に水が流れるようになります。それまでは排水をできる限り控えていただくようお願いします。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◇汚水の逆流対策~水のうの設置~
トイレやお風呂場、台所の排水口などから水が吹き出しそうなときは、ビニール袋に水を入れた水のうを置くと、逆流を抑える効果があります。
ビニール袋を2~3枚用意(45ℓ程度)
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ビニール袋を重ねる
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半分まで水を入れる(20ℓ程度)
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少し空気を抜いて口を閉じて完成
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ゆっくりと排水口の上に置く
◇豪雨でトイレの水が流れない場合の対処方法~トイレ処理用凝固剤の活用~
いざという時のために、ご家庭にトイレ処理用凝固剤を備蓄しておけば、水が流れなくても排泄物を可燃ごみとして廃棄することができます。
※凝固剤はホームセンターなどで販売されています。使用方法については、商品の取扱説明書をご確認ください。
■ご存じですか?宅地内の水道管は個人の管理です
市が管理する水道本管(配水管)から蛇口までの水道管(給水管)は個人の財産です。この給水管の維持管理は使用者で行わなければなりません。古くなった管や蛇口は破損しやすく漏水の原因となるので、交換や修繕をおすすめします。
漏水を見つけたときは、水道メーターボックスの蓋を開けて止水栓ハンドルを時計回りにまわして止水してください。そのままにすると料金が高くなりますので、ご注意ください。
修繕などは「中津市指定給水装置工事事業者」に依頼してください。
また、平成元年までに給水管の工事をした家庭は、鉛製給水管(鉛管)を使用している可能性があります。朝一番や長期間不在で水道を使わなかったときなどに、微量の鉛が溶け出す場合がありますので、ご使用の際はバケツ一杯程度の水を飲用以外の用途(洗濯や散水など)にお使いください。
※詳しくは本紙をご覧ください。
市では定期的に水道水の水質検査を実施し、安全性を確認しています。検査結果はすべて基準値に適合していますので、安心してご使用ください。
◆なかつ上下水道ポータルへの登録をお願いします
ポータルでできること:
・水道の使用開始・中止の手続き
・料金や使用水量の確認(過去2年分)
・インボイス制度対応の明細書発行
・上下水道部からの各種通知の確認
※登録すると紙の「上・下水道使用水量」のお知らせは発行せず、アプリで通知されるようになります。
※登録料は無料です。ただし、通信料は利用者の負担となります。
問合せ:上下水道お客さまセンター
【電話】24-1382
問合せ:
上下水道部総務経営課【電話】24-1234
各支所総務・住民課