- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県中津市
- 広報紙名 : 市報なかつ 令和7年8月号
昨年、全国で発生した細菌性食中毒事件のうち生・半生・加熱不足の鶏肉料理などによるカンピロバクター食中毒が約7割を占めています。「新鮮だから安全」というわけではありません。ニワトリの処理で付着するカンピロバクターは、新鮮な肉ほど元気です。調理時は鶏肉からほかの食材に菌が移らないように注意し、新鮮な鶏肉もしっかり加熱し、おいしく食べましょう。
■カンピロバクターとは
・主にニワトリの腸管内に生息
・少量の菌数で発症
・熱に弱い
■主な症状
食べて数日後に下痢、腹痛、発熱
※こどもや高齢者は腹痛、下痢の症状が治まった後に手足のしびれや麻痺症状を発症することもある。
■食中毒予防のためには
・十分な加熱
・包丁、まな板の使い分け
・鶏肉を調理した器具の熱湯消毒
問合せ:地域医療対策課
【電話】62-9211