- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県豊後高田市
- 広報紙名 : 市報ぶんごたかだ 令和7年10月号
今年は「昭和100年」です。市の歴史とともに歩んでいる市立図書館は、時代ごとに場所を変え、姿を変え、役割を広げてきました。みなさんも、それぞれの世代ごとに心に残る図書館の記憶があるはずです。節目のこの年に、市立図書館のあゆみを振り返ってみましょう。
■昭和100年を記念して展示/100年前の本コーナー
市立図書館が所蔵している「100年前の本」を特別展示します。
貴重な資料をぜひご覧ください。
場所:カウンター前書棚
期間:開催中~10月31日(金)
■生誕100年記念/安部眞知装画(あべまちそうが)(装丁(そうてい))本展(ほんてん)‐豊後高田は晴れ。わたし、いま、帰ってきました‐
安部真知は、市内玉津出身で、画家や舞台作家として活躍した人物です。安部公房(※1)の妻として、公房の作家デビュー時からその本の装丁(※2)や挿絵なども手掛けました。それらの装丁本や若き日の写真を図書館ロビーで展示しています。ぜひ、この機会に郷土が誇る芸術をご鑑賞ください。
日時:期間中~10月30日(木)
※図書館の休館日(毎週火曜日、火曜日が祝日の場合は翌日)は、お休みです。
場所:図書館ロビー
内容:生誕100年を記念して、安部真知が手掛けた装丁本約60冊を展示します。
▽安部真知の略歴
1926年市内玉津に生まれる(本名…山田真知子)
1944年高田高等女学校を卒業し、女子美術専門学校(現・女子美術大学)日本画部に進学
1947年安部公房と出会う
1948年装丁や挿絵の制作活動を本格化
1954年長女出産
1958年舞台美術の制作活動を本格化
1969年紀伊国屋演劇賞受賞
1973年『箱男』の装丁を手がける
1979年アメリカ公演(1993年1月安部公房死去)
1993年9月安部真知死去
※1 日本の小説家、劇作家、演出家。昭和中期から平成初期にかけて活躍した現代日本文学を代表する作家の一人。
※2 本の外側のデザインや、本を美しく装うための一連の工程のこと。
問合せ:豊後高田市立図書館
【電話】25-5115
■読書の秋キャンペーン/花こづちのおてつだい
ガチャガチャポンで当たったお手伝いをこなして、スタンプを集めよう!スタンプ3個で特製「花こづちシール」がもらえるよ♪
期間:10月1日(水)~31日(金)
場所:図書館カウンター前