- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県由布市
- 広報紙名 : 市報ゆふ 2025年5月号 vol.236
■5月31日は「世界禁煙デー」です
世界保健機関(WHO)は5月31日を「世界禁煙デー」、厚生労働省は「世界禁煙デー」から始まる1週間を「禁煙週間」と定めています。
由布市でも「喫煙率の減少」や「喫煙の健康影響を知っている人の増加」などの目標を揚げ、禁煙および受動喫煙防止の普及啓発にも取り組んでいきます。
詳しく知りたい方は由布市公式ホームページをご覧ください。
◆タバコ「ちょっと一服」の悪影響
タバコというと肺がんのイメージが強いですが、その悪影響は全身におよびます。そのリスクを知っておきましょう。
○集中力の低下、イライラ
○「がん」の死亡率が高くなる…口腔がん 2.9倍・咽頭がん 3.3倍・喉頭がん 32.5倍・肺がん 4.5倍・全がん 1.65倍 ※男性の場合
○動脈硬化がすすむ…高血圧、心臓病、脳卒中のリスク
○歯の健康リスクが高くなる…歯ぐきの黒ずみ、歯の変色、歯周病
○ぜんそくやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの疾患を引き起こす
○肌、髪の毛の栄養不足
○免疫力が低下、感染症の重症化リスク
◆タバコの煙は周囲の人や胎児の健康にも悪影響
他人のタバコの煙を吸うことを受動喫煙といいます。タバコの先から立ち上る副流煙には、喫煙者がフィルターを通して吸い込む煙の何倍もの有害物質が含まれています。
受動喫煙により、次のような健康被害があることがわかっています。自分のタバコの煙は他人に吸わせないよう配慮しましょう。
《受動喫煙により増加する疾患リスクの程度》
・脳卒中 1.3倍
・虚血性心疾患 1.2倍
・肺がん 1.3倍
・乳幼児突然死症候群 4.7倍
年間15,000人が、受動喫煙を受けなければ、上記の疾患で死亡せずに済んだと推計されています。
出典:「喫煙と健康喫煙の健康影響に関する検討会報告書」
国立がん研究センター がん情報サービス
◆タバコをやめたい方、相談してみませんか?
医療機関や薬局で禁煙支援を受けることができます。
禁煙にチャレンジしたい方、まずは相談してみましょう。
大分県内の禁煙支援機関は大分県公式ホームページをご覧ください。
問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120
■歯と口の健康 ~嚙むことは生きること…人生は口で決まる時代!~
歯と口の健康は、全身の健康と深く関わっています。今回、噛むことをテーマに、歯科医師の先生にお話をしていただくことになりました。お口の健康づくりをとおして、いつまでもいきいきと元気ですごせる健康づくりへとつなげていきましょう。
※歯と口の健康図画ポスター表彰式もあわせて行います。
日時:6月7日(土)
受付:午後1時30分
歯と口の健康図画ポスター表彰式:午後2時~2時15分
講演会:午後2時15分~3時
講師:大鶴歯科医師会会長 吉田正義氏
場所:本庁舎 3階大会議室
○参加特典
・お口の健康コーナー…歯科衛生士によるお口のお手入れグッズの紹介、歯科グッズプレゼント
・お口の元気度チェック
・血管年齢の測定
・握力測定
・健康マイレージ1,000ポイント
問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120