健康 健康ナビ(1)

■ゆーふーのヘルスアップトーク
~骨と運動[有酸素運動編]~

今年の年間テーマは「骨コツ健康づくり~健康寿命延伸のために~」です。骨折や転倒を予防するための生活のポイントを毎月お話ししていきます。今月は「骨密度を維持する運動」について、詳しくお伝えします。

○骨密度低下と有酸素運動
骨は力を加えると強くなろうとします。骨に適度な負荷がかかるため、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は骨密度(骨量)を高めるのに効果的です。骨量には個人差があるので、過剰な負荷はケガの原因になり逆効果です。骨折歴のある方や高齢の方は、医師と相談しながら行いましょう。

○元気なうちから運動して骨量アップ
骨量は20歳前後に人生最大に達し、50歳近くから徐々に減少していきます。
20代までに最大骨量を目ざし、その後は維持に努めましょう。
下の図は、年齢による骨量の変化と運動のポイントを示しています。

運動時間の目安はウォーキングなら1日30分程度です。
骨を強くするためには、通勤や外出のついでに遠回りして歩くなど、日常生活に運動を取り入れて習慣的に行うことが大切です。

『足腰を痛めていて、有酸素運動をするのが難しい時はどうしたらいいの?』
『歩いたり走ったりするのが難しい方は、負荷の少ない水泳や、ストレッチから取り組んで活動量を増やしていきましょう。
痛みがある場合は、運動する前に医師に相談しましょう。』

○日光を浴び、さらに骨量アップ
カルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンDは、食事のほかに、紫外線を浴びることで体内でもつくられます。お買い物や洗濯物を干したりなど、日光浴の機会を増やしていきましょう。日焼けが気になる方は手のひら日光浴もおすすめです。

〈1日あたりの日光浴の目安〉
夏:暑さを避けて木陰で15~30分ほど
冬:30分~1時間ほど

次回は、骨と運動「筋トレ編」についてお伝えします。

問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120

■市報deお茶の間サロン紹介 No.28
~挾間地域:古野ジムナス・ティーク~
活動場所:由布川地域交流センター
活動頻度/時間:月4回/木曜日 午後1時15分から
対象者:由布市民の方
人数:20人
運動の苦手な人も気軽にできるエクササイズや脳トレゲームなどいつもと違う刺激を受け、楽しむことで心とからだが一層元気になっています。

問合せ:高齢者支援課
【電話】097-529-7349