くらし 幸せになろうね 人権 心の扉 No.350

なるほど“ザ”人権講座閉講
〜学びを地域・家庭へ〜

今年度も全5回にわたり「なるほど“ザ”人権講座」を開催しました。ご協力いただいた実行委員の皆さま、受講生の皆さまに心より感謝申し上げます。
今年度は、事務局(社会教育課)の体制が新しくなり、講座のこれまでの歩みを学ぶところからスタートしました。「どうすれば受講生の皆さんにより深く伝わるか」をテーマに、試行錯誤を重ねながら講座を進めてきました。
第5回講座(10月16日開催)は、年間の締めくくりとして実施しました。5回の学びが一つにつながり、「地域」「学校」「家庭」へと広がっていくことを目指しました。
講座の前半では「親が子どもに与える影響」に焦点をあて、「わが子にどのようにして部落差別を伝えていくか」という問題提起を行いました。後半のグループワークでは、これまでの学びを踏まえ、「人権とは何か」を自分の言葉で表現する活動に取り組みました。
特に、「子どもが友達などから誤った差別の情報を聞き、それを相談してきたとき、どう向き合うか」というテーマでは、「あなたはどう思う?」「もしあなたが言われたらどう感じる?」「その子もあなたも何も変わらない。みんな大切にされる存在なんだよ」といった、子どもと一緒に考え、寄り添う姿勢を大切にした意見が多く出されました。
また、「学校やPTA活動で何ができるか」についても意見を出し合いました。「保護者と子どもが一緒に人権を学べる場があるとよい」「グループワーク形式で意見を交わしたい」など、前向きで実践につながるアイデアが寄せられました。当日は閉講式も行い、今年度の講座を無事に終えることができました。
受講生一人ひとりが家庭や学校、地域で学びを伝え合うことで、その学びは“広がり”、そして“深まって”いきます。これからも皆さんと対話を重ねながら、「学びの広がりと深まり」を共に探っていきます。
人権を学ぶことは人生をより豊かに生きること、これからも、一人ひとりの気づきと対話を大切にしていきます。

(社会教育課)