- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県都城市
- 広報紙名 : 広報都城 令和7年5月号
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積や高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と関係が深く、放っておくと脳卒中などの重大な病気を引き起こす恐れがあります。市では、生活習慣病予防のためにメタボリックシンドロームに着目した健診を行っています。年に一回受診し、健康づくりの第一歩にしましょう。
■まずは健診を!
自覚症状がないまま進行する生活習慣病。バランスの取れた食生活や適度な運動習慣を身に付けることで、生活習慣病の発症を防ぐことができます。「まだ若いから」「忙しいから」と、健康管理を後回しにしていませんか。一年に一度は健診を受け、生活習慣病の予防に役立てましょう。
■肝心なのは、健診を受けた後
健診結果を見て、「太ったのは食べ過ぎが原因かな」「運動を始めようかな」など自分の体の変化に気づき生活習慣を振り返ることが重要です。
市では保健師や管理栄養士、看護師などの専門職が一人一人に合わせた健康づくりを支援する「保健指導」を無料で行っています。ぜひ活用ください。
健診・保健指導の内容など詳しくは、市ホームページを確認ください。
◆メタボリックシンドロームの診断基準
・内臓脂肪型肥満…腹囲 男性85cm以上、女性90cm以上(内臓脂肪面積100平方メートル相当)
上記に加え、以下の2項目以上が該当(1項目が該当する場合は予備軍)
・高血糖…空腹時血糖 110mg/dl以上
・脂質異常…中性脂肪 150mg/dl以上かつ/またはHDLコレステロール 40mg/dl未満
・高血圧…収縮期血圧 130mmHg以上かつ/または拡張期血圧 85mmHg以上
問い合わせ:健康課
【電話】23-2765