くらし 令和7年改定[概要版]日南市人口ビジョン

「日南市人口ビジョン」は、日南市における人口の現状分析を行い、今後目指すべき人口の将来展望を示すものです。

■日南市の現状
(1)日南市の人口の現状分析
日南市の総人口は減少が続いており、令和32(2050年)に3万人を割り込み、令和52(2070年)には、2万人を割り込むまで減少が進むと推計されています。

出典:実績値(国勢調査)、推計値(社人研)

(2)年齢3区分の人口の推移
年齢別人口では、年少人口、生産年齢人口が減少している一方で、高齢者人口は増加しております。

年齢3区分の人口構成割合の推移

出典:実績値(国勢調査)、推計値(社人研)

(3)社会動態・自然動態の推移
社会動態(転入数・転出数)の推移

転出数が転入数を上回り、人口流出が続いていますが、近年では、転入数の増加と転出数の減少により、社会動態は均衡に近づきつつあります。

自然動態(出生数・死亡数)の推移

出生数の減少が続く一方、死亡数は増加しており、自然動態では、減少幅の拡大が続いています。

出典:宮崎県現住人口等調査

■日南市が目指す将来人口
人口減少問題への取組を進めるために、第3期「日南市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、2つの基本的な視点をもって施策を展開していきます。

(1)働く場の創出により、人の流れを変える
地域産業の成長や、地域資源を活用した新たなビジネスの創出、新工業団地の整備による地域経済の活性化により、新卒者の地元就職率の向上やUIJターンによる移住・定住者の増加を図り、人口流入の促進と人口流出の抑制を目指します。

(2)若年層の結婚、出産、子育ての希望を叶える
若者の結婚に対する希望を応援するとともに、子育ても仕事もしやすい環境を整え、経済的負担や育児に対する不安を解消し、子育て世代が安心して子育てができるよう子育てと仕事が両立できる環境の実現を目指します。

◇目指すべき目標人口
(1)社会動態の改善
・若年層(20~39歳)の純移動率を10%改善
・新工業団地の整備以降、一定期間は社会動態が均衡

(2)合計特殊出生率の向上
合計特殊出生率を令和32年(2050年)までに1.65から2.07まで向上

目標人口
令和52年 2070年
21,000人超を確保

問い合わせ:未来創生課
【電話】31-1128