- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県日向市
- 広報紙名 : 広報ひゅうが 令和8年1月号 No.848
伝統的建造物群保存地区制度は、高度経済成長に伴う開発などにより失われつつあった伝統的な建物や景観を保護するため、昭和50年の文化財保護法の改正により発足しました。地区の選定に当たっては「群が全体として意匠的に優秀なもの」、「地割がよく旧態を保持しているもの」、「群および周囲の環境が地域的特色を顕著に示しているもの」が選定基準として挙げられます。現在伝統的建造物群保存地区(以下、伝建地区)は全国に129地区あり、宮崎県には武家屋敷群として知られる日南市の飫肥伝建地区、山村集落が美しい椎葉村の十根川伝建地区があります。美々津伝建地区は、昭和55年、廻船問屋(かいせんどんや)「河内屋」(現在の歴史民俗資料館)が市に寄贈されたのをきっかけに教育委員会で事務事業を開始し、59年に保存対策調査を実施しました。昭和61年に「地割が旧態を保持した」港町として評価され伝建地区の選定を受けてからは、官民共同で物件の修繕、町並みの保全につとめ、今では日向を代表する観光スポットとして知られています。
地区には神武天皇お船出の伝説が語り継がれているほか、港町として栄えた江戸期から昭和初期頃までの伝統的な建物が立ち並び、季節ごとの祭りや、地区の魅力を体験できるイベントが開催されます。
◆新築・修繕等には許可が必要です
伝建地区内での新築、増築、改築、除却、修繕、外観の変更等については、日向市伝統的建造物群保存地区保存条例、保存計画をはじめとする各種規則により、教育委員会の許可が必要です。施工にあたっては補助金の制度もあります。地区内での新築・修繕等をお考えの方は、日向市教育総務課にご相談ください。
アクセス:美々津駅から約3km
問い合わせ:教育総務課文化財係
【電話】66・1036
