健康 (健康一番)11月9日~15日「全国糖尿病週間」

糖尿病は、体の中の血糖値(血液中の糖の量)が高い状態が続く病気です。糖尿病は自覚症状が少なく、血糖値が高いまま放っておくと気づかないうちに進行してしまい、心臓や腎臓、目などに悪い影響が出てしまうことがあります。
糖尿病にはいくつか種類があり、特に多い「2型糖尿病」は生活習慣が大きく関わっています。食べすぎや飲み過ぎ、運動不足、太りすぎ、ストレスなどが主な原因です。日本では、糖尿病が強く疑われる人が約1000万人、予備群を含めると約2000万人もいるといわれています。
しかし、「2型糖尿病」は予防できる病気です。家族みんなで、健康な毎日を送るため、生活習慣を見直し、できることからはじめてみましょう。

◆今日からできる予防のポイント
(1)1日3食、バランスの良い食事を心がけよう
主食・主菜・副菜をそろえた食事を心がけ、毎食野菜を多く使った料理を1品以上食べましょう。糖分や脂肪分の多い食品を控え、1日3食規則正しく食べることも大切です。

(2)楽しく体を動かそう
今より10分余分に歩いたり、階段を使うなど、日常生活の中で体を動かす工夫をしましょう。

(3)体重を適正に保とう
太りすぎは糖尿病の大きなリスクです。自分の適正体重を知り、健康的な体重を目指しましょう。
適正体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

(4)たばこの影響を知ろう
喫煙により、血糖値が高くなりやすく、糖尿病発症の原因になります。

(5)ストレスを解消しよう
ストレスが溜まると、血糖値が下がりにくくなります。睡眠を十分とり、ストレスが溜まらないようにしましょう。

問い合わせ:健康増進課
【電話】66・1024