文化 CULTURE 三股町立文化会館

■百年前の文学作品を、味わう
8月29日(金)~31日(日)、「片隅企画」による『命を弄ぶふたりたち』を三股駅内多目的ホール「M★うぃんぐ」で上演しました。
「片隅企画」は、愛媛県を拠点に全国で活躍する舞台芸術カンパニーで、20代の若い団員たちによる劇団です。
上演したのは、大正、昭和の劇作家・岸田國士(きしだくにお)が大正14年に書いた、短編戯曲2人芝居『命を弄ぶ男ふたり』を、男女4人の物語に再構成したものです。線路沿いの空地に死に来た俳優の男と、包帯を顔に巻いた男の原作の物語に、同じく死に来た女性俳優と、包帯を顔に巻いた男のオリジナルの物語が交差する、「命」と「恋愛」の物語。観客は、4人の若い俳優による熱く洗練された舞台に見入っている様子で、百年前の文学作品を、駅の小さな劇場で鑑賞しました。

■耐震工事期間中のホール利用について
町立文化会館は7月~令和8年3月の期間、天井耐震工事のため、ホールの利用はできません。なお、次の施設利用貸出の受け付けは、行っています。
(1)〔令和7年度分の会議室・練習室の利用貸出〕利用日の3カ月前から前日まで受け付けます。
(2)〔令和8年度分のホール利用貸出〕利用日の1年前の同日から2週間前まで受け付けます(休館日と重なった場合は次の日)。
※電話での事前予約は受け付けていません。

■エントランスは工事中です
10月1日(水)から、エントランスの天井耐震工事を行っています。工事中は、南側の正面玄関とエントランスへは、入ることができません。貸出の申請など来訪の際は、北側玄関にあるインターホンでお知らせください。

問合せ:三股町立文化会館
〒889-1901 三股町大字樺山3404-2
【電話】51-3462【FAX】51-3561