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■「デイライト・セービング・タイム」
ライト・デレック

「デイライト・セービング・タイム」を、聞いたことがありますか?実は私も、3月と11月になると、アメリカの家族に電話するたびに「今、向こうは何時だっけ?」と考えてしまいます。
アメリカの夏時間(デイライト・セービング・タイム)は、春から夏にかけて時計を1時間進める制度です。その目的は、早朝の光を夕方に移すことで、人々が活動する時間をより長く明るくし、仕事後の買い物やレクリエーションを促進することにあります。
しかし、かつてアメリカでは夏時間のルールが州や都市ごとに異なり、「時計の混乱」と呼ばれる問題を引き起こしていました。特に交通機関や放送業界は、この一貫性のない時間に大きな影響を受けていました。
この混乱を解決するため1966年に「統一時間法」が制定され、開始・終了日が全国で統一されました。ただしアリゾナ州やハワイ州のように不参加の州もあり、現在は3月第2日曜から11月第1日曜まで実施されます。日本は時間が変わらないので、とても楽で好きです。