- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県三股町
- 広報紙名 : 広報みまた 2025年11月1日号
■「温故知新の会」の田上さん 戦時中の体験を勝岡小児童に
9月17日(水)、前目温故知新の会(田上富雄(たがみとみお)代表)に所属する田上末雄(たがみすえお)さんが、母校の勝岡小学校で6年生とその保護者に、戦時中の体験について講話を行いました。
同校2年生時に太平洋戦争が開戦し、4年生時に戦争で兄を亡くした田上さん。講話では当時の衣食住や学校生活の様子などを話しました。児童からは「戦時中、食べ物は配給されましたか」や「なぜ、町内に飛行場があったのですか」など、多くの質問が出ました。
「運動場を畑にして食べ物をつくった話を聞いて驚きました。また、軍の人たちが小学校を使い、児童が餅原地区の公民館に移った話は、とても理不尽だと思いました」
丸山慶悟(まるやまけいご)さん(勝岡小6年)
■チャレンジ体験教室 めがね橋でカヌー体験
9月20日(土)、土曜学習事業「チャレンジ体験教室」の一環で、カヌー体験教室を行いました。
この事業は、みまたチャレンジ総合クラブが実施している町の委託事業。地域の人材や豊かな社会資源を活用した体験学習活動を提供するため、町内の小学4年生以上の児童を対象に実施しています。
体験は梶山橋(めがね橋)周辺で行われ、講師が安全上の注意、カヌーの漕ぎ方について説明した後、児童26人がカヌーの体験をしました。
「初めてカヌーに乗りました。最初は川に落ちるのが怖かったです。周りの経験者に教えてもらったりして漕げるようになり、とても楽しかったです」
参加者 原田章大朗(はらだしょうたろう)さん(勝岡小4年)
■町社会福祉協議会 赤い羽根共同募金の呼び掛け
10月1日(水)、スーパーセンタートライアル三股店で、町社会福祉協議会(木佐貫辰生(きさぬきたつお)会長)の職員が「赤い羽根共同募金」の呼び掛けを行いました。
赤い羽根共同募金は、さまざまな住民が役割を持ち、支え合いながら生活していくことのできる地域コミュニティづくりのための資金として募金を呼び掛ける、全国的な取り組みです。
町社会福祉協議会は、例年、集まった募金を「みまたん宅食どうぞ便」などの事業で活用しています。
今回の呼び掛けのほか、自治公民館を通じて、また、募金箱の設置を通じて募金を呼び掛け、町内の福祉事業などに活用する予定です。
■三股町青年協議会「きずな」 eスポーツで交流の場を
10月5日(日)、三股町青年協議会きずな(前田修二(まえだしゅうじ)会長)が、櫻美学園高校で「体験してみようeスポーツの世界」を開催し、保護者を含めて約60人が参加しました。
これは、大人と子ども、また異なる小学校に通う子どもたちが交流する機会をつくるために企画されたイベントです。今回は、町内の小学4~6年生を対象に、櫻美学園高校eスポーツ部の協力も得て開催。テレビゲーム機を使ったトーナメント形式で競技が行われました。
「ほかの小学校に通う知らない人と競い合うことができて、とても楽しかったです。またこのようなイベントがあれば参加したいです」
参加者 菊村颯太(きくむらそうた)さん(勝岡小5年)
■長田小学校で体験学習 児童が「長田小米」を収穫
10月10日(金)、長田小学校(内村貴久(うちむらたかひさ)校長)の学校田で、同校児童が「長田小米」の収穫を行いました。
これは、作物を育てる喜びを感じて、長田地区の豊かな自然の恵みを味わうために行っている体験学習。地元関係者などの協力のもと田植えや稲刈りを行いました。
今年も町物産館よかもんやで販売する予定のほか、11月には収穫した米や校内の畑で収穫したサツマイモを使って調理体験を行う「収穫祭」も予定しています。
「去年は、甘くておいしいお米ができました。自分たちで育てたお米なので、今年も家で食べるのが楽しみです」
上﨑葵依(かみざきあおい)さん(長田小4年)
