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■ウラギンシジミ
シジミチョウの仲間ではあるものの、シジミチョウより大きくモンシロチョウより少し小さいくらいの大きさで、ほかのシジミチョウとは全く異なる外見をしています。
名前のとおり翅(はね)をたたんでいるときは裏面は銀白色一色ですが、とまって翅を広げると、オスにはオレンジ色の鮮やかな模様があり、そのコントラストに驚かされます。
シジミチョウの仲間にしては訪花することが少なく、動物のフンや果実などにとまって吸水していることの方が多い、ちょっと変わった生活をしています。雨が多くなるこの季節、木の周辺をせわしなく飛んでいる本種を見つけたら、その独特の姿を観察してみてください。