くらし 年始の挨拶

■川南町長 宮崎 吉敏
町民の皆様には希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

昨年を振り返りますと、令和6年に発生した能登半島地震からの復旧・復興は依然として重要な課題であり、私たち自身の防災意識と備えの重要性を改めて深く認識する一年となりました。また、国際情勢の変動や物価高騰など、経済を取り巻く環境は決して楽観視できない状況が続いておりますが、同時にAI技術などの革新は目覚ましく、社会のあらゆる分野で新たな可能性が模索された年でもあります。

こうした社会情勢の中、川南町では「豊かさを活かし共に未来を拓くまちかわみなみ」を目標に、着実に歩を進めてまいりました。特に、子育て世帯を支えるための切れ目のない支援を拡充するため、若い世代が安心して子どもを産み育てられる環境整備に注力しました。

また、基幹産業である農業・畜産・漁業においては、産地ブランド化に向けた取組をスタートさせ、「食の宝庫」としての基盤強化に努めた一年となりました。多くの町民の皆様が積極的に町政に参加してくださったことに、心から感謝申し上げます。

令和8年は、未来への希望を確かなものにするため、さらにスピード感をもって町政を推進する一年とし、喫緊の課題である人口減少と少子高齢化を食い止めるために尽力いたします。

産業面では、地域内消費の喚起と流通網の開拓を図ることで、本町の経済を牽引する力強い産業構造を確立します。また、電子地域通貨トロンの活用で、地域内資金循環の拡大を図ります。

生活基盤では、高齢者の健康づくりや地域活動を支える仕組みづくりを進め、高齢になっても「健幸」で笑顔あふれ、楽しく過ごせる地域を目指していきます。

最も重要な責務である防災については、改めて地域の皆様との連携を密にし、これまで行ってきた自主防災組織の育成を推進します。

私は、町民の皆様とともに汗を流し、この町に生まれ育ったことを心から誇れる、魅力あふれる未来を共創してまいります。

皆様のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、本年が川南町にとって、そして町民の皆様お一人おひとりにとって、幸多き実りある一年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。