くらし [お知らせ] 考えよう! 一般廃棄物最終処分場 シリーズ50

■第8回建設検討委員会を開催しました
日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村で構成する日向東臼杵広域連合では、次期広域最終処分場の整備等を進めており、この度、第8回次期広域最終処分場建設検討委員会(以下、「建設検討委員会」といいます。)を開催したのでお知らせします。
広域連合のHPに会議録や会議資料を公表しています。 (二次元コードは本紙を参照してください。)

◇第8回建設検討委員会の概要
日時:令和7年7月25日(金) 13:30~14:30
場所:美郷町西郷ニューホープセンター 傍聴者 なし
内容:
(1)令和7年6月25日(水)付けにて「日向東臼杵広域連合次期広域最終処分場基本計画」を策定

(2)生活環境影響調査の中間結果報告について
・調査の目的
⇒「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づいて実施。処分場が完成した後に、周辺地域の生活環境に及ぼす影響をあらかじめ調査・予測・評価を行い、環境保全措置を検討するため実施。
・調査項目
⇒大気質、騒音、振動、悪臭、水質、地下水
・調査期間
⇒令和7年1月~令和8年1月(調査項目により調査形式や時期が異なる。)
・調査の中間結果報告について
大気質
⇒冬季調査結果として風向は東北東からの風が最も多く見られ、粉じんが舞う可能性のある5.5m/s以上の風は無かった。環境基準値や参考基準等よりも低い数値が出ており、良質な空気である。
水質
⇒建設候補地、田代川、大内原ダム湖内、耳川(ダム上流、下流)で実施。冬季調査では環境基準値を超過しているものは無かったが、春季調査で建設候補地内において動物の糞が原因と考えられる大腸菌数の基準が超過していた。そのため夏季、秋期においても経過注視を行い、対応が必要な場合は検討していく。
地下水
⇒冬季・春季調査とも環境基準値を満たしていたため、問題なし。

◇検討委員会での主な質問や意見
・生活環境影響調査は現在の環境を調査し、次期最終処分場ができた後にその結果がどのように変わるかを評価することになるため、工事中は含まない。
・水質や地下水について、通常のアセスメントなどでは降雨量を考慮して調査時期を決定しているが、調査時期をどのような基準で決めたのか?
⇒事務局回答:基準として、調査時期は春夏秋冬の四季において測るということが前提にある。水質汚濁等による影響を避けるために、雨の影響が少ない月を選んでいる。
・施設が完成した後も現在のように、年間を通じて様々な項目のデータを取っていくのか?
⇒事務局回答:完成後は維持管理基準というものが別で定められており、その基準に基づいて調査していくこととなる。なお、維持管理についても管理基準に従い、取り組んでいく。
・臭いや粉じんなど、住民が気になる環境変化などに対して情報を提供してもらうとともに、連合より解決策などを示し、対応していく姿勢が、住民の安心感につながるのではないかと考えているため、お願いしたい。

お問合せ:
町民生活課【電話】66-3604
広域連合【電話】53-3401