文化 [町の話題] みて さがして とっておきの郷 18

■峰の宝塔(ほうとう)(町指定文化財)
宝塔とは、仏の教えや力を込めて作られた塔のことです。
この宝塔は地元で「ガランサン」と呼ばれています。塔の高さは1メートル15センチあります。
正面には金剛界五仏の種子(しゅじ)(「金剛界(こんごうかい)曼荼羅(まんだら)」に出てくる5体の仏様の本質を1文字で表した特別な文字)や、左右両面には、仏教で世界や人間を作る5つの基本要素とされている「空、風、火、水、地」が刻まれています。
いつ作られたかは不明ですが、今から約400年前の桃山時代以前のものと考えられています。
美郷町文化財保護調査委員会