子育て GV『本年度の全国学力・学習状況調査の結果』

五ヶ瀬町の子どもたちは、地域の方に支えられ、豊かな体験活動を積み重ねながら、楽しく学びを進めています。

令和7年4月、小学校6年生、中学校3年生を対象に実施された「全国学力・学習状況調査」の結果についてお知らせします。今年度は、国語、算数(数学)に加え理科も実施されました。
小学校6年生は、国語・算数・理科の3教科ともに、全国平均を上回る結果でした。中学校3年生は、国語は全国平均を上回り、数学・理科は全国平均を下回る結果でした。また、児童生徒の生活習慣や学習環境等に関する意識調査において、「自分の考えを発表する機会では、自分の考えが上手く伝わるよう、資料や文章、話の組み立てなどを工夫して発表していましたか」という質問に対して肯定的な回答をしている児童生徒が全国平均よりも高くなっていました。これは五ヶ瀬町が推進しているG授業の中で、地域の皆さんに対して自分の考えや調べたことを伝える活動が繰り返し行われた成果だと考えます。
また、「先生はあなたの良いところを認めてくれていると思いますか」という質問に対して、肯定的な回答をしている児童生徒は100%となっており、小・中共に100%という結果は県内でも五ヶ瀬町だけということでした。これは、各学校の教職員が子どもたち一人一人を大切にして関わっている成果だと考えられます。
今後も五ヶ瀬町では、育てたい資質・能力を意識した授業を行い、各教科の学力向上を目指すとともに、五ヶ瀬教育グランドビジョンにもうたわれている21世紀型学力に対応すべく、子どもの認知的能力と非認知的能力をバランスよく育むことに努めていきたいと思います。結果の概要については以下のとおりです。