くらし 再生可能エネルギーの重要な選択肢の1つ洋上風力発電の取り組みを紹介します

洋上風力発電とは、海上に風車を設置し、風の力を利用して発電する方法のことです。
エネルギーの安定供給と脱炭素の両立に向けた、再生可能エネルギーの切り札として期待されています。

県では、今年4月に洋上風力発電の促進区域の候補として、「いちき串木野市沖※」を国に情報提供しました。
※同市沿岸から約5キロまでの海域

■これまでの経緯
・令和5年度から県が設置する研究会で、関係する市町や漁業者団体等の方々と洋上風力発電の導入の可能性について議論を重ねてきました。
・研究会では、多くの方から国への情報提供について異論はないとの意見をいただきましたが、一部の方からは、漁業への影響を懸念する意見が示されました。
・現在の研究会の枠組みでは、専門的知見等が不足しており、これ以上議論が深まらないことから、国や有識者等の専門的な知見や技術を活用しながら、さらなる検討を行う必要があると判断し、今回、国に情報提供をしました。

■今後の流れ
情報提供した区域が、国により「有望区域」とされた場合には、国や県、市町村、漁業者団体などで構成する法定協議会で具体的な協議を開始します。

○今後の導入の主流となる設備の大きさ
※詳細は本紙PDF版3ページをご覧ください。

■再生可能エネルギーと地域との共生に関するセミナー
日にち:11月15日(土)
場所:下野建設文化ホール(日置市東市来町)
気象予報士でテレビ朝日お天気キャスターの依田司氏による講演ほか
※参加申し込み等、詳しくは県HPをご覧ください。

問い合わせ先:エネルギー対策課
【電話】099-286-2727